死んじゃダメだよ・・・
本日、女優の芦名星さんが亡くなったとの報道がありました。
どうやら自殺だったようです。
享年36歳。若過ぎますよ・・・
けっこう色々なドラマや映画に出演されていたようですが、私のイメージとしては、そこまで有名な人ではない印象でしたね。
たぶん、ウチの母親とかに言っても「誰それ?」とか言われそう。
しかし、個人的には大好きな女優さんでしたね。
とてもお綺麗な方なんですが、それだけじゃなく、スゴく「カッコいい女性」って感じでした。
単純に美人や可愛いといった感じの女優さんは多いですが、こういう「強く美しく」的な女優さんは国内では割と少ないのではないでしょうか。
いかんせん日本では恋愛もののドラマや映画が多いので、あまり活躍の場が多くなかったのかな、とも思います。
『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチや、『イーオン・フラックス』のシャーリーズ・セロンのような、強い女性役路線でもっと活躍して欲しかった。
三浦春馬さんにしてもそうですが、死んじゃダメなんですよ。
そりゃあ自殺してしまうくらいですから、本人にしか分からない、想像を絶するような苦しみや悲しみがあったのかもしれません。
でも死んじゃダメなんです。
よく、「死んだら終わり」と言われますが、若くして自殺なんてしてしまったら、「終わり」ですらないと思います。
「死」は「無」なんですよ。だからこそ死は恐ろしい。死より恐ろしいものなんてありゃしませんよ。
「ご冥福をお祈りします」という言葉がありますが、死後に幸福も不幸もありません。そこにあるのは「無」です。
確かに、遺された人達の心の中には、故人の生きてきた軌跡が思い出として残るのかもしれませんが、亡くなった当人は自分の人生を振り返ることなどできませんし、「遺された人達が自分のことを忘れずにいてくれる」なんてことも分かりません。
くどいようですが、死んじゃダメなんですよ。
どれだけ苦しくて、どれだけ絶望しようと、生きている以上は生きていくしかないんです。