まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

死んじゃダメだよ・・・

本日、女優の芦名星さんが亡くなったとの報道がありました。

 

どうやら自殺だったようです。

 

享年36歳。若過ぎますよ・・・

 

けっこう色々なドラマや映画に出演されていたようですが、私のイメージとしては、そこまで有名な人ではない印象でしたね。

 

たぶん、ウチの母親とかに言っても「誰それ?」とか言われそう。

 

しかし、個人的には大好きな女優さんでしたね。

 

とてもお綺麗な方なんですが、それだけじゃなく、スゴく「カッコいい女性」って感じでした。

 

単純に美人や可愛いといった感じの女優さんは多いですが、こういう「強く美しく」的な女優さんは国内では割と少ないのではないでしょうか。

 

いかんせん日本では恋愛もののドラマや映画が多いので、あまり活躍の場が多くなかったのかな、とも思います。

 

『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチや、『イーオン・フラックス』のシャーリーズ・セロンのような、強い女性役路線でもっと活躍して欲しかった。

 

三浦春馬さんにしてもそうですが、死んじゃダメなんですよ。

 

そりゃあ自殺してしまうくらいですから、本人にしか分からない、想像を絶するような苦しみや悲しみがあったのかもしれません。

 

でも死んじゃダメなんです。

 

よく、「死んだら終わり」と言われますが、若くして自殺なんてしてしまったら、「終わり」ですらないと思います。

 

「死」は「無」なんですよ。だからこそ死は恐ろしい。死より恐ろしいものなんてありゃしませんよ。

 

「ご冥福をお祈りします」という言葉がありますが、死後に幸福も不幸もありません。そこにあるのは「無」です。

 

確かに、遺された人達の心の中には、故人の生きてきた軌跡が思い出として残るのかもしれませんが、亡くなった当人は自分の人生を振り返ることなどできませんし、「遺された人達が自分のことを忘れずにいてくれる」なんてことも分かりません。

 

くどいようですが、死んじゃダメなんですよ。

 

どれだけ苦しくて、どれだけ絶望しようと、生きている以上は生きていくしかないんです。

麻雀が覚えられなくて・・・

麻雀・・・

 

それは、大人の男の嗜みとも言えるテーブルゲームの一種です。

 

皆さんの周りにも、4人集まれば、さぁ麻雀だ!という雀鬼の方々がいらっしゃるのではないでしょうか?

 

それでなくても、男の世界ではパチスロ、麻雀、ゴルフなど、遊びの延長が仕事の話題作りになることがしばしばありますので、やはり社会人たるもの麻雀は覚えておいて損はないように思います。

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かく言う私も、高校生の頃から周りに麻雀をやる人達がいたので、何度となく「自分も覚えて仲間に入れてもらおう!」と思ったものです。

 

しかし、全くルールが覚えられないんすよ!

 

いや、正確に言えば、アガリの役が覚えられないんですね。

 

 

役が複雑すぎ

麻雀は、牌と呼ばれる四角いアレを並べて、絵柄を揃えて遊ぶものだということは分かっています。

 

他の人が捨てた牌を使って、「ポン」とか、「チー」とかできるのも分かります。

 

アガル時に「ロン!」とか「ツモ!」と叫ぶのも分かります。

 

しかし、いかんせん、役が覚えられないんですよ!

 

先に断っておきますと、私は決して頭が良い方ではありませんが、人並みに物事を「覚える」ことはできます。

 

何なら、数学や科学のような、計算が必要な教科よりも、歴史や保健体育などの暗記系教科のほうが得意でした。

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それでも、麻雀の役は全く覚えられないんですよ!

 

調べてみたら、麻雀のアガリの役は37もあるんですね。

 

皆よくこんな数の組み合わせが頭に入ってるな、と感心します。なんか覚えるコツとかあるんですかね?

 

さらに、ただ役の通りに牌を揃えればいいというわけではなく、「ポン」「チー」の、いわゆる「鳴き」をした場合でもアガれる役と、「鳴き」をした場合には、牌が役の形になってもアガれない役があるんですよね。

 

これがまた、複雑さに拍車をかけます。

 

さらにさらに、勝ち負けを気にするならば、どの役がより点数が高いのか?ということまで覚えなければなりません。

 

こんなんじゃ、私の頭のSDカードではメモリが足りませんよ。

 

というわけで、私は提案したい!

 

麻雀ではなく、ポーカーとかやりましょう!

怖い?危険?ランドノーティカやってみた

この2週間ほど山籠もりしていたため、久々の更新になってしまいました。

 

最近、一部で『ランドノーティカ』というアプリが話題になっているのですが、皆さんご存知でしょうか?

 

 

 

ランドノーティカとは?

この『ランドノーティカ』というアプリは、海外のFUNXという企業によって開発されたゲームで、最近になって日本国内でもリリース(まだベータ版?)されました。

 

公式によると、「世界初の量子的に生成される自分自身で選ぶアドベンチャーリアリティーゲーム。存在の未知の世界を冒険しよう!」とのこと。翻訳の妙技よ・・・

 

要するに、今自分がいる場所から車で10分くらいの範囲内のどこかをアプリが指し示すので、そこまで行ってみましょう、というゲームのようです。

 

で、その指定される場所なんですが、自分が心に思い浮かべたものが影響して決められるそうなんです。

 

花を思い浮かべれば、花が咲いている場所が指定され、食べ物を思い浮かべていれば、飲食店に案内される・・・ってことなのか?

 

最初はポケモンGOみたいなもんかと思いましたが、ただ目的地に行くだけなので、あまりゲーム性は高くない気もします。

 

 

死体を探知した?

この「ランドノーティカ」、海外では一カ月ほど前にプチブームになっていたようですが、アメリカではこのアプリにまつわる、戦慄のできごとが起こりました。

 

シアトルでこのアプリを使って遊んでいた10代の女性二人がアプリが指定したビーチに行ってみると、黒いスーツケースが落ちています。

 

「中にお金でも入っているんじゃない?」と冗談を飛ばしながら二人がスーツケースを開けると、中には異臭を放つ真っ黒なビニール袋・・・

 

よからぬ事態を察知した彼女たちは、すぐさま警察に通報。

 

警察が調査すると、なんと袋の中には腐敗した人体の一部が入っていたとのことです。

 

「ランドノーティカ」がこの場所を指し示したのは、単なる偶然だったのでしょうか・・・?

 

 

やってみた

気になったので、私もこのアプリをダウンロードしてやってみました。

 

で、指し示した場所へ。

 

場所は仙台港の一角にある工場の近辺です。まあ別に何もありません。地名が「字雷神」というカッコイイ地名だという新たな発見はありましたが・・・

 

せっかくなんで、もう1回やってみましたが、2回目は完全に企業の私有地に入っていくルートで、守衛までいたので断念。まあこんなもんかって感じでした。

 

私は一応、廃墟のようなものを想像してアプリを操作していたのですが、工場を廃墟と捉えたのでしょうか?

 

次は大金と綺麗なお姉さんを想像してやってみることにしましょう。

 

 

まとめ

さて、冒頭にも画像を載せましたが、このアプリのシンボルはフクロウです。

 

このフクロウという鳥は、古代ローマ神話では「知性の象徴」、エジプト神話では、異界と繋がりを持つ「神秘の聖霊」、日本のアイヌ文化などでも「幸運の象徴」であるとされています。

 

なんでも、かの秘密結社「イルミナティ」のシンボルにもフクロウが使われているとのことですが、このアプリと「イルミナティ」の関係性まで言及するのは飛躍し過ぎでしょうか。

 

気になった方は、是非このアプリで遊んでみてください。

炭鉱と怪談

8月に入ってからというもの、連日暑い日が続いております。皆さん、体調など崩されてはおりませんでしょうか?

 

さて、日本の夏の風物詩と言えば、やはり怪談でしょう。

 

1年中怪談を読み漁っているオカルトマニアの私としましても、夏はより一層、怪談欲が増してまいります。

 

んで、最近、テレビや書籍など、各方面でのホラーエンタメを手掛けている「怪談社」が出した『忌み地』という本を読みました。

 

内容としては、怪談社の方々が全国各地を巡って蒐集した怪談話をまとめた、所謂、実話怪談ものになるのですが、読み終えてふと気になった点がありました。

 

※ネタバレあり

 

 

 

『忌み地』と『残穢』

先にも書いたように、『忌み地』では、著者がいろいろな地域で人から聞いた怪談を順に紹介していくのですが、終盤ではとある地域の炭鉱にまつわる話が出てきます。

 

具体的な地名は伏せられていますが、その地では戦後の時期に炭鉱の町として経済が回っていた時期があり、そして、炭鉱事故で多くの死者が出ていたのだとか・・・

 

そして、この「炭鉱事故」が、それまでの複数の怪談をつなぐキーとなってきます。

 

どこぞの銭湯で真っ黒な姿の男の霊を見たという話、古い家の地下空間で顔が煤けた男がこちらを見ていたという話・・・

 

 

 

これって、何年か前に映画化もされたホラー小説『残穢』とすごく似てるんですよね。

 

『残穢』は、実話怪談作家である主人公が、様々な怪談話のいわくを辿っていくうちに、複数の怪談の大元となる福岡の旧家に辿り着くというもの。

 

そして、この旧家というのが、かつて炭鉱のオーナーだった人物の家だったわけです。

 

その炭鉱では火災事故が起こり、炭鉱夫たちがまだ中に残っているにもかかわらず、火災の鎮火のために入り口を塞いでしまいました。

 

こうして炭鉱夫たちの怨念は土地や人を介して、各地に「穢れ」として広まっていくことになります。

 

ちなみに、実話怪談である『忌み地』に対して、『残穢』の方はフィクション作品ということになっていますが、一部のファンの間では「実話なのでは・・・?」とも囁かれています。

 

 

炭鉱事故

たった2作品とは言え、どちらにおいても「恐怖の震源地」扱いされている炭鉱にまつわる怪談。

 

今も現役の炭鉱は、釧路にある「釧路コールマイン」だけとなっているようですが、戦前戦後の頃は全国各地に1000を超える炭鉱があり、調べてみると、たしかにそういった話が生まれるには十分な労働環境だったようです。

 

特に戦前の頃は、詐欺まがいの手口で借金を背負わされた人たちが、命の危険がある劣悪な環境下で長時間低賃金で働かされているケースも少なくなく、逃げ出す人もいたのだとか・・・

 

そして、まだ安全意識や設備が不十分だった時代のこと、やはり悲惨な事故も多かったようです。

 

長生炭鉱水没事故

長正炭鉱は山口県宇部市にあった海底炭鉱で、多くの朝鮮人労働者が働いていました。

 

1942年2月3日、この炭鉱で水没事故が起きます。

 

沖合1kmの坑道で発生したこの水没事故により、183人の炭鉱夫が犠牲となり、そのうちの140人近くは朝鮮人労働者だったとのこと。

 

そもそもこの坑道は海底炭鉱としては浅く、それまでも浸水事故がたびたび起こっていたそうで、そのような状況を知る日本人炭鉱夫は働きたがらなかったようです。

 

そこで、事情を知らない朝鮮人や、強制連行した朝鮮人を劣悪な環境下で働かせていたのだとか。

 

犠牲となった方々の遺体の多くは、事故から78年もの時間が経った今でも発見・収容できていないそうです。

 

 

三井三池炭鉱炭塵爆発事故

1963年11月9日、福岡県大牟田市の三井三池炭鉱で炭塵による粉塵爆発事故が発生しました。

 

この事故は、石炭運搬用のトロッコの連結が外れて火花を出しながら脱線・暴走し、これにより大量の炭塵が坑内に蔓延、引火爆発を起こしました。

 

当時、坑内には1400人ほどの労働者がおり、そのうち458人が死亡、救出された940人のうち839人が一酸化炭素中毒になり、後遺症に苦しみました。

 

戦後最悪の炭鉱事故とされるこの事故は、その後家族・遺族と三井三池炭鉱側が裁判で争うことになります。

 

当時、九州工業大学教授であった荒木忍氏は、炭塵爆発防止策としての炭塵除去を怠ったこと、コスト削減からトロッコの劣化部品交換を怠ったことなど、生産第一主義による安全軽視が事故の原因だったとしています。

 

それに対して炭鉱側は、不可抗力による事故であるとして、争う姿勢を見せていました。

 

不可解なことに、当初、福岡地検は荒木氏の鑑定結果をもとに、三井三池炭鉱幹部を起訴しようとしていましたが、起訴に積極的な検事が突然、多数転勤させられることとなります。

 

その結果、新たに構成された福岡地検の検事らは、事故原因の科学的な立証はできないとして、幹部らを不起訴処分としてしまいました。

 

 

北炭夕張新炭鉱ガス突出事故

この事故は1981年に北海道夕張市の北炭夕張炭鉱で起きた事故です。

 

1981年10月16日に起きたこの事故では、坑口より3000mほどの地点で掘削作業中にメタンガスが噴出。

 

当時作業を行っていた160人のうち、77人は自力で脱出、もしくは救助隊によって助け出されましたが、33名は遺体で収容され、その他にも坑内には10名の遺体が残されていました。

 

これらの遺体は、ガスによる酸欠死や粉塵による埋没死だったと言います。

 

さらに、ガス事故発生から数時間後には坑内火災も発生、労働者の救出に入った救助隊員や保安員なども連絡が取れなくなり、2次災害の様相を呈してきました。

 

ここで会社側は、「被害を最小限に食い止めるため、坑内への注水による鎮火を検討します。

 

中にはまだ大勢の人が残っており、家族らからの反発もあって、一度はこの注水計画は撤回されましたが、事故発生から6日後の10月21日、中に残った安否不明者の生存可能性はないと判断され、当初の計画通り、水が流し込まれることとなりました。

 

その後、排水作業が行われ、遺体の収容作業が再開されましたが、坑内はかなり荒れ果てており、作業は難航。

 

最後の遺体が収容されたのは事故から163日も経過した1982年3月28日、最終的な死者数は93人にのぼったということです。

 

 

炭鉱と怪談

いざ調べてみると、これだけ死亡事故が多くても、炭鉱にまつわる怪談は思ったほど多くはありません。

 

現に、先述の三つの炭鉱事故現場にまつわる怪談もほとんど見受けられませんでした。(心霊スポット扱いされていても、実際に霊が出るという話はほとんどないようです)

 

しかし、怪談と場所を繋ぐのはいつの時代も「死」や「凄惨な事故」であり、夕張市の雄別炭鉱跡地など、かつての事故が語り継がれ、心霊スポットと化している炭鉱があるのも事実です。

 

過剰に「いわく」を作り上げる必要はありませんが、戦争の記憶のように、そういった歴史もあったのだということを意識するということも大切なのではないでしょうか。

学生たちにいったい何が!?岡山地底湖行方不明事件

私たちの住む日本では、年間約8万人の行方不明者が出ています。

 

かつては「神隠し」と呼ばれ、超常的な力によるものとされてきた行方不明事件ですが、近年では監視カメラやGPSの普及、科学的な捜査の進歩などにより、その9割は発見に至るとされています。

 

しかし、そんな現代社会においても、未解決のままになっている行方不明事件が稀に起こります。

 

今回ご紹介する「岡山地底湖行方不明事件」もその一つです。

 

 

 

 

事件概要

2008年1月5日、岡山県新見市にある鍾乳洞「日咩坂鍾乳穴(ひめさかかなちあな)」の地底湖で、遊泳していた高知大学の男子学生が行方不明になったと、同行者の学生らから110番通報がありました。

 

通報を受け、岡山県警新見署からは署員ら約30人が動員され、昼夜を問わず捜索が続けられましたが、洞窟奥部の地底湖という環境からも捜索活動は困難を極めます。

 

調べによると、学生らは大学の探検サークルのメンバーで、学生や社会人など近隣の県から集まった13人で新見市を訪れていたとのこと。

 

そのうち、不明男子学生を含む5人は、午前11時半頃から洞穴に入ります。

 

午後2時半頃、最深部の地底湖で不明男子学生が着衣のまま泳いでいたところ、行方が分からなくなったといいます。

 

捜索は大学OBなども参加して行われましたが、1月10日、男子大学生は行方不明のまま、捜索打ち切りとなりました。

 

 

日咩坂鍾乳穴

日咩坂鍾乳穴(ひめさかかなちあな)は、広島県東部から岡山県西部にまたがる吉備高原に形成された鍾乳洞の一つです。

 

昭和32年には岡山県の指定天然記念物にも指定されており、「秘坂鍾乳穴」とも表記されます。

 

1600mに渡って続く洞穴の最奥部には幅20m、水深32mにもなる巨大な地底湖があり、この行方不明事件が起こったとされるのも、この地底湖でのことです。

事件現場となったこともあり、現在では入洞禁止となっていますが、事件当時から入洞時には市教育委員会への届け出が必要でした。

 

 

不可解な事件

この事件、単なる行方不明事件や事故として片づけるには、あまりにも不可解な点が多いことがネットを中心に話題になりました。

 

いくつか例を挙げると・・・

 

・入洞届を出していない

・泳いだのは5人のうちの1人だけ

・1月という時期になぜ泳いだのか?

・溺れたところは誰も目撃していない

・救助活動を行わず、現場に誰が残るでもなく、4人全員が帰ってきた

・事件後、探検部ホームページから部長と副部長の名前が削除された

・行方不明男子学生のmixiに何者かが不正ログインし、日記を削除

・マスコミなどによる報道もかなり控えめだった

 

これらのことから、ネットでは「他の部員による他殺では?」といった噂が流れました。

 

特に疑われたのが、事件後に退部した部長と副部長で、男子学生との間に痴情のもつれがあり、殺害に至ったのではないか?との噂もありました。

 

そもそも、この探検部は普段から素行が悪かったとの話もあり、事件の日にも天然記念物である洞穴内で飲食をしていただとか、男女数人が裸になって騒いでいた、といった状態だったのだとか。

 

 

神隠し?

実はこの日咩坂鍾乳穴、古くから神聖な場所として崇められていたようです。

 

洞穴の入り口から700mほどの地点には、「神の池」と呼ばれる池があり、神が住む場所であるとして考えられていました。

 

また、この洞穴自体をご神体とする日咩坂鍾乳穴神社もあり、決して学生がハメを外して騒いでいいような場所ではなかったはずです。

 

冒頭でも「神隠し」について触れましたが、もしかしたら男子学生は、この地に住む神の怒りを買い、「神隠し」に遭ってしまったのかもしれません・・・

 

www.makocyan-vn4r9x.com

 

何かがおかしい

そう、何かがおかしい。

 

 

発端

それはつい4、5日ほど前の夜のことだっただろうか。

 

仕事を終えた私はいつものように缶ビールをちびちび飲みながら、YouTubeで面白そうな動画を探していた。

 

「イマイチ面白そうなのないなー」と思いながらホーム画面に戻ったところ、「おすすめ」にあがっている一つの動画が目についた。

 

『ウ”ィ”エ”』というタイトルのその動画、投稿者は「バーバパパ」とある。あのアニメは知っているが、YouTuberとしては知らない人だ。

 

そして、興味を惹かれたのはそのサムネイル。CGで描かれた人らしきものが写っているが何かがおかしい。目と口が縦になったその異形の姿は、以前呼んだホラー漫画『不安の種』にあった「オチョナンさん」という幽霊にそっくりだった。

 

 

もちろん、私はその動画を見てみた。

 

これまた不気味なサウンドに合わせて、サムネイルにあった異形が踊っている。いや、踊り狂っているというべきか・・・

 

「何じゃこりゃ」

 

観終わると私は何事も無かったかのように、また別の動画に目を通し始めた。

 

 

変化

次の日も、私はまたYouTubeを開く。

 

すると今度は「おすすめ」欄に『ウ”ィ”エ” ピアノVer』という動画がある。どうやら私と同じようにあの動画を見た人が、何かしら感化され、ピアノアレンジしたようだ。

 

「あ~、そういえば夕べ、こんなの観たな。どんな曲だったっけ?」

 

私は動画をクリックする。

 

「ん~、こんなんだったっけ?どれ、もう一回オリジナルの方を観てみよう」

 

私は昨日の閲覧履歴から『ウ"ィ"エ"』を探し出し、もう一度観てみる。

 

・・・

 

観終わった・・・、もう一度・・・

 

・・・ざわ

 

何だこの胸のざわめきは?

 

何かがおかしい・・・

 

昨日観た時から、明らかに私の心境に変化が生じていた。

 

 

依存

あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!

 

俺は動画を観終わったと思ったら、いつの間にか「もう一度再生する」をクリックしていた。

 

何を言っているのか分からねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった・・・

 

催眠術だとか、サブリミナルだとか、そんなチャチなもんじゃあ、断じてねぇ!

 

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・

 

 

 

今、私はこの『ウ”ィ”エ”』という意味の分からない狂気的な動画を日に3回は観ている・・・

 

私のように影響を受けた人が他にも大勢いるらしく、再生回数はこの記事を書いている時点で300万回を超えている。

 

コメント欄には海外からのコメントもあり、この動画による精神汚染は世界中に拡がりつつあるのかもしれない。

 

既に私も正気を失いつつあるが、最後の力を振り絞ってこの記事を書く・・・

 

どうか勇気ある誰かが、この動画の謎を解明してくれるよう動画を貼っておく

 

願わくば、このレポートが解明の一助とならんことを・・・

 

ウ”ィ”エ”!!


ウ”ィ”エ”

セミのゾンビでバイオハザード発生か!?

「ゾンビ」と言えば、朽ちた身体を引きずりながら人を襲う、生ける屍です。

 

映画やゲームでお馴染みのヤツですね。

 

「確かにゾンビは怖いけど、あくまで創作の話だよねー」なんて思っているそこのアナタ!

 

もしかしたら、スクリーンの中の悪夢が現実のものとなるかもしれませんよ!

 

 

 

セミのゾンビが発見される

最近、米ウエストヴァージニア大学の研究チームが、一つの調査結果を発表しました。

 

それによると、とある菌に感染してゾンビのように体が崩れたセミが、次々に他のセミたちに感染を拡大させているというのです。

 

この菌は「マッソスポラ菌」という、我々日本人にとっては恐ろしく発音しにくい名前の病菌で、幻覚作用を引き起こす成分があります。

 

しかし、この菌の恐ろしいのはそれだけではなく、その胞子でセミの生殖部や尾部、腹部を喰い落すというのです。

 

これによって、セミは本来の体の3分の1ほどが欠落した状態になってしまいますが、崩れた体でそのまま活動を続けます。

 

さらに、菌に侵されて生殖機能を失っているにも関わらず、ゾンビセミは他のセミと交尾をしようとし、それによって感染を拡大していくというのです。

 

中には、菌に感染したオスのセミが、交尾を誘うメスのセミの羽ばたきを真似て、寄ってきたオスのセミに感染させるような事例もあるのだとか・・・

 

 

人間への感染は?

研究者によると、今のところこの菌によってセミ全体の個体数に大きな影響が出るようなことはなく、人間に影響を及ぼすこともないとのことです。

 

しかし、災害の発端はいつだって些細な異常から始まるものです。

 

もしもこの菌が突然変異を起こし、より大きな体を持つ種を食い荒らそうとしたら・・・?

 

一部の科学者が、この菌をもとに生物兵器を造り出し、それが漏洩してしまったとしたら・・・?

 

その時、ターゲットになるのが我々人間ではないと言い切れますでしょうか。

 

 

まとめ

近年、大規模な気候変動や、それに伴うあらゆる生物の絶滅・生態変化が起こっています。

 

さらには今も世界中に蔓延しているコロナウイルスによる未曽有のバイオハザードなど、地球全体に大きな異常が立て続けに起こっているのではないかという懸念を感じざるをえません。

 

もしかしたら、「新型マッソスポラ菌」による次なるバイオハザードは目前に迫っているのかもしれません・・・

 

信じるか信じなry

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