まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

【人が突然いなくなる!?】神隠しはホントにあるのか?

我々が住むこの日本では、毎年8万人を超える行方不明者が出ています。

 

もちろん、ただ単に本人の意思で家族や知人のいる場所を離れ、どこかに行ってしまったようなケースもあるでしょう。

 

しかし、中には周りの人が目を離した一瞬のうちに忽然と姿を消してしまったという、明らかに不可解な記録もあります。

 

このように、人が急にいなくなることを、古来より人々は「神隠し」と呼び、恐れてきました。



 

 

神隠しとは

神隠しとは、人間が忽然と消えてしまう現象です。

古来より、行方不明者の類は「神」に連れていかれたと考えられたことからこの名前が付きました。

天狗の仕業であるとして、天狗隠しと呼ぶこともあります。

 

 

日本の「神隠し」事件

赤城神社主婦失踪事件

1998年5月に群馬県の赤城神社で起きた未解決事件です。

 

家族でツツジ見物に来ていた主婦の志塚法子さんは、他の家族が神社を参拝する際に、大雨だったため車で待機することにしたのですが、その後やっぱり自分も参拝してくると車を出ていったきり、行方不明になってしまいました。

 

行方不明になる前、車を出て神社に向かったはずの法子さんが、なぜか神社の境内とは違う方向で佇んでいるのを娘さんが目撃していたそうです。

 

事件があったのはゴールデンウィーク期間中で、赤城神社には大勢の観光客がいたにも関わらず、有力な目撃情報などは得られず、捜査は打ち切られました。

 

 

石井舞ちゃん行方不明事件

1991年7月24日夜から翌朝にかけて、福島県田村郡船引町の自宅で寝ていた石井舞ちゃん(当時7歳)が行方不明になった事件です。

 

舞ちゃんは事件当時、遊びに来ていた友達二人と川の字になって寝ていましたが、朝5時頃になって友達が目を覚ますと、舞ちゃんの姿はどこにもなかったそうです。

 

舞ちゃんは一人でトイレにも行けないほどの怖がりだったことから、一人で夜中に出歩くことは考えにくく、何者かの手によって連れ出されるにしても、一緒に寝ていた友達二人が気付かないことは考えにくいですが・・・。

 

 

東京都青梅市 事件名なし

大正12年7月のこと、とある男性が自分の土地の草刈りをしていたところ、山道に5~6歳くらいの女の子が泣いているのを見つけました。

 

男性はその子にどこから来たか聞いたが、女の子の話す言葉が一向に分からず、日頃から親しくしていた日向和田駅の駅長に相談します。

 

駅長はその子のいで立ちや言葉から、東北地方の子供だと見当をつけ、鉄道電話を使って東北地方での調査を依頼しました。

 

その日の夕方、盛岡駅から電話が入り、その子は岩手県のとある農村の子で、前日まで近所の子供と鬼ごっこをして遊んでいたが、夕方から行方不明になり、神隠しだと大騒ぎになっていたことが分かりました。

 

その後無事その子は両親のもとへ送り届けられましたが、旅客機も新幹線もない時代に幼い女の子が一晩のうちに岩手から東京まで移動できるはずもなく、謎は深まるばかりでした。

 

 

世界の「神隠し」事件

メアリー・セレスト号乗組員失踪事件

1872年11月7日、メアリー・セレスト号は工業用アルコール輸送のため、ニューヨークからイタリアのジェノバへ向けて、乗組員10人とともに出港しましたが、同12月4日にアゾレス諸島付近の海域を無人で漂っているのが発見されました。

 

船内には食べかけのまだ温かい朝食や、湯気をたてるコーヒーが残っていて、まるで直前までそこで人が生活していたかのようだったといいます。

 

 

フレデリック・バレンティック失踪事件

1978年10月21日、空軍パイロットのフレデリック・バレンティックがセスナ機でオーストラリア近辺を飛行中に行方不明になった事件です。

 

フレデリックは管制塔との通信の際「不思議な飛行機が当機の上を浮かんでいる」「浮かんでいる・・・、あれは飛行機ではない!」と言っています。

 

その後通信が途絶えレーダーからも消失、機体が見つかることはありませんでした。

 

ちなみに、その通信の音源はまだ残っていて、youtubeでも聞くことができます。

フレデリックの背後に聞こえる謎の機械音は、専門家でも分析できなかったそうです。


Frederick Valentich

 

 

イヌイット集団失踪事件

1930年11月、毛皮商人のジョー・ラベルが、いつも取引をしているカナダ北部のイヌイットの村を訪れると、2000人はいたであろう村人が一人もいなくなっていました。

 

村は荒らされた形跡もなく、料理がそのまま置いてある家もあるという不可解な状況。

 

通報を受けたカナダ山岳警察が捜索しましたが、結局、1人の村人も発見できなかったとのことです。

 

 

中国兵士集団失踪事件

1939年10月、日本軍との戦闘に向けて集められた3000人もの兵士が一夜にして姿を消しました。

 

戦闘の痕跡はなく、武器は残されたままで、彼らが宿営に使った焚き火も燃え続けていたそうです。

さらにはどこかに行ってしまったような足跡も無かったそうで、この事件は迷宮入りすることになります。

 

 

神隠しの正体は?

なぜここに挙げてきたような行方不明事件が起きるのか、様々な憶測が飛んでいます。

 

誘拐・拉致などの犯罪被害説

超常現象の類ではなく、犯罪に巻き込まれてしまったケースで、たまたま足がつかなかったという説です。

 

猛獣被害説

神隠しが起こるのは山が多いとのことで、熊による被害や、日本にもかつていた狼の仕業も考えられます。

また、神隠しは子供に多いということもあり、ワシなどの大型猛禽類に連れ去られた可能性もあるようです。

 

兵器や科学実験説

秘密裏に開発された兵器や科学的な実験に巻き込まれたという説です。

 

 

UFO関係説

先述のフレデリック・バレンティック失踪事件などはUFOの仕業であるとされています。

それ以外にも、UFOが関係しているとされる失踪事件が世界中で後を絶ちません。

 

異次元説

いなくなった人たちは異次元世界に行ってしまったという説です。

時折、我々が普段生活しているこの世界と異次元が繋がってしまうことがあるとか・・・。

 

 

神隠しが起こるとされる地

八幡の藪知らず

千葉県市川市八幡にある森の通称で、古くから「禁足地」とされています。

藪の広さは20㎡にも満たない程度のものですが、「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という逸話があります。

 

 

遠野

神隠しについても書かれている、柳田國男の「遠野物語」の舞台となった地です。

この作品はフィクション作品としての位置付けですが、現在も宿が有名な座敷童伝説などと共に、神隠しについての話もこの地で実際にあったことではないかとする説もあるようです。

 

 

まとめ

近年ではマレーシア航空370便が消息を絶ち、機体も乗客の遺体も見つからないという事故がありました。

後に機体の一部とみられる残骸が発見され、マレーシア政府は墜落して乗客乗員全員が死亡したと発表しましたが、ブラックボックスも見つかっていないなど不可解な点が多いようです。

 

このように、現代の科学をもってしても解明しきれない行方不明事件は今も世界中で起こっています。

 

くれぐれも禁足地のようないわくつきの場所には近づかないようにしましょう・・・。

 

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村