セミのゾンビでバイオハザード発生か!?
「ゾンビ」と言えば、朽ちた身体を引きずりながら人を襲う、生ける屍です。
映画やゲームでお馴染みのヤツですね。
「確かにゾンビは怖いけど、あくまで創作の話だよねー」なんて思っているそこのアナタ!
もしかしたら、スクリーンの中の悪夢が現実のものとなるかもしれませんよ!
セミのゾンビが発見される
最近、米ウエストヴァージニア大学の研究チームが、一つの調査結果を発表しました。
それによると、とある菌に感染してゾンビのように体が崩れたセミが、次々に他のセミたちに感染を拡大させているというのです。
この菌は「マッソスポラ菌」という、我々日本人にとっては恐ろしく発音しにくい名前の病菌で、幻覚作用を引き起こす成分があります。
しかし、この菌の恐ろしいのはそれだけではなく、その胞子でセミの生殖部や尾部、腹部を喰い落すというのです。
これによって、セミは本来の体の3分の1ほどが欠落した状態になってしまいますが、崩れた体でそのまま活動を続けます。
さらに、菌に侵されて生殖機能を失っているにも関わらず、ゾンビセミは他のセミと交尾をしようとし、それによって感染を拡大していくというのです。
中には、菌に感染したオスのセミが、交尾を誘うメスのセミの羽ばたきを真似て、寄ってきたオスのセミに感染させるような事例もあるのだとか・・・
人間への感染は?
研究者によると、今のところこの菌によってセミ全体の個体数に大きな影響が出るようなことはなく、人間に影響を及ぼすこともないとのことです。
しかし、災害の発端はいつだって些細な異常から始まるものです。
もしもこの菌が突然変異を起こし、より大きな体を持つ種を食い荒らそうとしたら・・・?
一部の科学者が、この菌をもとに生物兵器を造り出し、それが漏洩してしまったとしたら・・・?
その時、ターゲットになるのが我々人間ではないと言い切れますでしょうか。
まとめ
近年、大規模な気候変動や、それに伴うあらゆる生物の絶滅・生態変化が起こっています。
さらには今も世界中に蔓延しているコロナウイルスによる未曽有のバイオハザードなど、地球全体に大きな異常が立て続けに起こっているのではないかという懸念を感じざるをえません。
もしかしたら、「新型マッソスポラ菌」による次なるバイオハザードは目前に迫っているのかもしれません・・・
信じるか信じなry