子供の頃、宝物だった虫たち
子供の頃、夏という季節は特別な季節でした。
夏休みという長期の休みがあり、日も長いので遊んでいられる時間が長かったというのもあるのでしょう。
さて、夏休みの遊びといえば、何を思い浮かべますでしょうか?
海水浴、バーベキュー、キャンプ、花火などいろいろありますが、私が子供の頃によくやっていたのは虫捕りでした。
よく従兄弟と近所の草むらに行って虫を捕っていたのですが、虫ならばなんでもいいというわけではなく、レア度やカッコよさによって子供ながらに虫をランク分けしていて、よりランクの高い虫を捕ることが目的でした。
今回は、そんな子供時代に宝物だった虫たちについて、評価付けしながら書いていきたいと思います。
評価はあくまで個人的価値観に基づいていますので悪しからず。
※写真を載せるので、虫が苦手な方はご注意ください。
バッタ
レア度★
カッコよさ★
写真はイナゴですが、ここでいう「バッタ」はイナゴからキリギリスまで、草食性のピョンピョンはねる虫の総称的な意味合いです。
仮面ライダーのモデルになったやつですね。
バッタはどこにでもいて珍しくもなんともなかったので、カマキリなどのエサ扱いでしたね。
オニヤンマ
レア度★★★★
カッコよさ★★
要するにでっかいトンボです。
噛まれるとすごく痛いです。
普通のトンボはいくらでも飛んでたのですが、オニヤンマは珍しかったですね。
しかし、結局見た目はトンボなので、あまり子供心をくすぐるものではなかったです。
大人になって知ったのですが、このオニヤンマって動体視力がハンパじゃなくて、空中戦では昆虫界最強クラスらしいです。
カマキリ
レア度★★★
カッコよさ★★★★★
カマキリ捕まえるとテンション上がってましたね。
なんかスタイリッシュでカッコいいんですよね。強そうだし。
某格闘技漫画の説明では「地球上の全ての生物が同じ大きさだったら、最強はカマキリ」だそうです。
ちなみに、カマキリは生まれたての幼虫の時から成虫と同じ姿をしています。
ある年、草むらで大量のカマキリの卵を見つけたので持ち帰り、家の庭に置いておいたら、翌年、カマキリが大量発生して庭の生態系が崩壊していました。笑
カブトムシ・クワガタムシ
レア度★★★★★
カッコよさ★★★★★
やはり虫の代名詞的存在といえばカブトムシとクワガタムシでしょう。
角が生えた重量感たっぷりのフォルムと、自重の何倍もの重さを引っ張れるその圧倒的なパワーは、世の子供たちの心を鷲掴みにして離しません。
しかし、野性のものは滅多にお目にかかれないため、毎年スーパーで売っていたカブトムシの幼虫を買ってもらって育てていました。
エサのカブトムシ用ゼリーは蜜の臭いがしておいしそうでしたが、さすがに食べてみる勇気はありませんでした。
まとめ
大人になって虫が苦手になってしまった私ですが、今でもスーパーで売っているカブトムシを見かけると「夏だなぁ」と、懐かしい気持ちになります。
虫のような小さな生き物を観察することは、子供の好奇心を育む大切なことだと思うのですが、今の子供たちって虫捕りとかするんですかね?
今ならば、「ゲームばかりしてないで外で遊んできなさい!」って言ってた親の気持ちが分かる気がします。