まさに伝説的名作『ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~』
まあ、そういうことですよ。
「FF」と並ぶ、二大RPGの一つ、「ドラクエ」
その中でも、シリーズ第三作『ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~』は、屈指の人気を誇る名作中の名作です。
前作「ドラクエ2」の人気も相まって、「ドラクエ3」発売日には、平日にも関わらず販売店に長蛇の列ができ、社会現象になりました。
なかには、このソフトを買うために学校や会社を休んでまで並んだ人も少なくなかったんだとか。
んで、私もこの「ドラクエ3」にはちょっとした思い入れがあるので、今回はその辺について語ってみます。
私とドラクエ3
私が「ドラクエ3」を初めてプレイしたのは小学5年生の頃、友人からソフトを借りたのがきっかけでした。ちなみに、スーファミ版です。
それまでの私は、ゲームといえば「マリオ」や「ロックマン」みたいなアクションゲームばかりやっており、ドラクエはおろか、RPG自体プレイしたことはありませんでした。
「ドラクエ3」は最初から仲間の職業を自由に決められるのですが、RPG童貞だった私は勝手が分からず、「回復役は必須」というRPGのセオリーを無視して「勇者・戦士・武闘家・魔法使い」という超攻撃的布陣を敷くことに。
その結果はもちろん、全滅の嵐でした。ボスどころか、雑魚的にもけっこうやられてました。
結局、船すら手に入れられないまま、友人にソフトを返すことになってしまいます。
しかし、序盤しかやっていないにもかかわらず、その面白さに魅せられた私は、その後自分でこのソフトを購入。以後、何度も繰り返しプレイするほどハマってしまいました。
この「ドラクエ3」をきっかけに、他のドラクエシリーズもプレイするようになったのは言うまでもありませんね。
なぜこんなに面白かったのか?
現在ナンバリングタイトルだけでも11作出ているシリーズの中でも、屈指の名作とされているこの「ドラクエ3」
しかし、「何がそんなに面白いのか?」と言われると、正直よく分かりません。
ストーリーとしては、一応「魔王バラモスを倒す」という目的がありますが、道中は訪れた村々ごとの問題解決的な話が多く、そこまで一貫したストーリー性があるようにも思えません。
今作で初採用の職業システムですが、後のシリーズでもこのシステムが採用されている作品はいくつかあり、なんなら「上級職」だの「モンスター職」だのと、より凝った作りになっています。
それでも、「一番プレイしたドラクエ作品は?」と聞かれれば、私は間違いなくこの「ドラクエ3」でしょう。
女パーティーがオススメ
ちょっと攻略的な話になりますが、この「ドラクエ3」では、主人公である勇者を含めて、仲間の性別を選べます。
性別による違いは、男は力・HPが上がりやすく、女はすばやさが上がりやすい、という違いがあります。
パッケージデザインからも、勇者を男にする人は多いかと思いますが、この作品では勇者も含めて全員女パーティーにした方が強くなります。
まず、性格の問題があります。
スーファミ版では性格システムが導入されており、「ごうけつ」は力が上がりやすい、「きれもの」はかしこさ・MPが上がりやすいなど、その性格ごとにレベルアップ時のステータスの伸びに違いがあります。
で、数ある性格の中でも、最もステータスの伸びが良いのが女性専用性格の「セクシーギャル」なんです。
一応男にも、「セクシーギャル」と対を成す「むっつりスケベ」という性格がありますが、完全に「セクシーギャル」の劣化版です。
えっちな人が強いという、作り手の遊び心もドラクエの魅力でしょう。
次に装備問題。
装備の中には男専用・女専用のものもあるのですが、女専用装備が圧倒的に高性能なんです。
全員に「あぶない水着」を着せてエロエロパーティーに
特に、装備が限られる武闘家などの職業は、男にするか女にするかで大きく防御面に差が出てきます。
最後に、すばやさ重要問題。
先にも、女はすばやさが上がりやすいと書きましたが、「ドラクエ3」ではこの「すばやさ」のステータスが守備力に大きく影響するため、すばやさが高ければ高いほど固くなります。
そんなわけで、スーファミ版「ドラクエ3」で最強パーティーを突き詰めていくと、最終的にはセクシーギャルだらけの女パーティーになっていくというわけです。
まとめ
PS4でも「ドラクエ3」のリマスター版みたいなのがダウンロード販売されていますが、戦闘アニメーションがカットされていたり、すごろく場がなかったりと、スーファミの劣化版と言われています。
今ではスーファミを持っている人も少ないでしょうから、是非ともスーファミ版(もしくはGBC版)をそのままPS4に移植して販売してほしいものです。