まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

【閲覧注意?!】トイレの花子さん伝説に迫る

皆さんの学校には「七不思議」というものはありましたでしょうか?

 

「七不思議」というのは口承文化の一つで、所謂怪談話が多いですが、私のイメージではたいてい3つ4つくらいしかない気がします。

その内容は学校によってまちまちですが、その中でも「トイレの花子さん」はかなりメジャーな怪談です。

 

まだ季節的にはちょっと早い気もしますが、今回はそんな「トイレの花子さん」について書いていきたいと思います。

 

怖い話やショッキングな話が苦手な方はご注意ください。

 

目次

 

 

トイレの花子さんとは



花子さんの怪談は、「校舎の〇階の女子トイレの奥から△番目の個室を✖回ノックして、『花子さん、いらっしゃいますか?』とか『花子さん遊びましょ』と言うと、オカッパ頭の女の子が出てきてトイレに引きずり込まれる」というような話です。

 

女子トイレではなく男子トイレだったり、手前から奥まで何往復かノックしていく必要があったり、私が以前見たドラマでは「個室のドアに裁ちバサミを突き立てる」という方法だったりと、花子さん呼び出しルールが時と場所によって微妙に違っています。

 

また、地域によっては「花子さん」ではなく、違う名前で伝承されているケースもあるようです。

 

花子さんの容姿

ほとんどの場合、花子さんの外見はオカッパ頭に白いブラウス、赤いスカートの女の子として描かれています。

年齢的には小学校の中~高学年のイメージでしょうか。

 

トイレの花子さんの話が出始めたのは1950年代とかなり古く、当時の女の子の格好のイメージからこのような出で立ちになったと思われます。

 

 

花子さんのルーツは?

花子さんには、そのルーツとされる話がいくつかあります。

 

・鏡子ちゃん殺人事件

1954年4月19日、東京都文京区本郷の区立元町小学校で、休み時間にトイレに行ったっきり帰ってこない細田鏡子ちゃん(7歳)を不審に思った教職員や母親が学校内を捜索したところ、正面ホールの横にあるトイレで強姦されたうえ絞殺された鏡子ちゃんを発見しました。

 

この事件では、たまたま尿意を催して学校のトイレに忍び込んだ坂巻脩吉(当時20歳)が鏡子ちゃんを見かけ、凶行に及んだものとして逮捕、後に死刑となっています。

 

・遠野小学校事件

昭和12年、岩手県の遠野小学校裏に警官の夫、妻、息子、長女、次女の五人家族が住んでいました。

ある日、警官だった夫の女癖の悪さに嫉妬した妻は一家心中の凶行に及び、息子と次女を殺害してしまいます。

 

小学5年生の長女いく子は学校へ逃げ、体育館裏のトイレに身を隠したが、それを用務員の男性に目撃されます。

 

やがて、いく子を探しに来た母親にいく子の所在を尋ねられた男性は、「トイレの三番目の個室にいますよ」と教えてしまいます。

いく子は母親に連れていかれ、翌朝、一家は変わり果てた姿で発見されることとなります。

 

・空襲

先の二つのように特定された話ではありませんが、花子さんの話が出始めたのが1950年代の戦争からそれほど時間が経っていない頃ということもあり、空襲によって亡くなった女の子の霊であるという説もあります。

 

実際、アメリカ軍が軍事施設と勘違いして小学校を誤爆し、多くの児童が亡くなった記録もあります。

 

・その他

これら以外にも、「休日の学校に遊びに来ていた少女が変質者に追われ、トイレの3番目の個室に隠れたが見つかって殺された(鏡子ちゃん事件とは別の話と思われる)。」「生前、父親から虐待を受けていた少女の霊で、オカッパの髪でその傷を隠している。」「福島県の図書館の窓から落ちて死んだ少女の霊」などいくつかの説があります。

 

 

まとめ

今回の記事は当初、「学校の七不思議」を一通り書いていくというものでした。

しかし、その中で最初にきた「トイレの花子さん」の話があまりにも濃くなってしまったため、テーマをそれだけに絞って書くことにした次第です。

 

基本的には私自身も都市伝説の類であるとは思っています。

しかし「花子さん」という特定の存在が、ネットどころかテレビもそこまで普及していないような時代に、ここまで全国的に広まっているということには、ただの噂話とは言いきれない部分もあるのではないでしょうか。

 

 

 

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