宮城県民の私が考える、非常時に向けて準備しておきたいもの
1978年6月12日は、私の住む宮城県で宮城県沖地震が起きた日です。
宮城県沖地震については県外の方は知らない人も多いでしょうし、私自身も生まれる前の話ですので体験したわけではありませんが、2011年に起きた東日本大震災は記憶に新しいところですよね。
さて、東日本大震災の際、私の住む地域では20日間ほど電気や水道などのインフラが使えなくなり、我が家でもそれらの失われた不自由な生活を送ることとなりました。
その時の反省から、我が家ではその後、水や防災グッズを常備したりするなどの対策を行うようになりました。
そこで今回は、いざそのような大災害が起きた時に向けて準備しておくべきものを書いていきたいと思います。
灯り
電気が使えないので、夜になると真っ暗です。
我が家ではしばらくの間、仏壇用のろうそくを使って過ごしていました。
しかし、電気などの照明に慣れてしまった現代人の我々にとって、ろうそくの灯りでは弱すぎます。火の管理もしなければならないので、できればアウトドアなどで使うようなLEDランタンを用意しておくと良いです。
震災後、我が家でも購入しました。
水
飲料、トイレ、洗い物など、日常のあらゆることに使う水ですが、震災直後は水道が使えませんでした。
一応、水の配給はあるのですが、量が限られているので、洗い物などはしなくていいように、皿にラップを巻いてご飯を食べるというような状況でした。
水はいくらあっても困らないと思いますので、常に飲料用のペットボトルの水を用意しておきましょう。
また、我が家では前の晩に湯船にはったお湯は、次の日新しいお湯を入れるまで残しておくようにしています。
食料品
これに関しては既に用意している方も多いかもしれません。
東日本大震災の直後、スーパーに食料品を買い求めて行列ができている映像をニュースなどで見た方も少なくないでしょう。
また、東京などでも一時的に物流が滞り、売り場から食料が消えたコンビニなどもありました。
保存の効くお菓子類や、カップ麺やおかゆなど、お湯を入れるだけで作れる保存食を常備しておきましょう。
ガスや電気が無くても調理できる環境
IHクッキングヒーターやガス栓を使うガスコンロなどは、全く使えなくなる可能性があります。
カセット式のガスコンロや、バーベキューで使うようなBBQコンロ、着火器具、炭、薪などがあれば、とりあえず簡単な料理くらいはできるので重宝します。
特に、東日本大震災の時のように寒い季節の場合は、温かい食事が活力となります。
ガソリン
スーパーと同じように、ガソリンスタンドにも給油待ちの列ができていました。
ガソリンはなかなかストックしておくのは難しいでしょうが、せめて普段から「半分以下まで減ったら給油しておく」といったことを習慣にしておけば、いざと言う時に「ちょっと走ったらすぐにガソリンが空っぽになってしまった」というような事態は防げるかと思います。
まとめ
現在では、非常時に必要な物が一通り入った「防災セット」のような物や、先に述べたLEDランタンのような、エネルギー効率が良い便利な物も多いので、そういった物もうまく使っていくと良いでしょう。
「備えあれば患いなし」とはよく言ったもので、これらのものを用意しておくだけで、いざと言う時の生活がだいぶ変わってくるかと思います。
将来的には南海トラフ地震も高確率で起こると言われていますので、常日頃から準備しておきましょう。