ノマドワーカーに憧れて
皆さんは「ノマドワーカー」という言葉をご存じでしょうか?
ブログやツイッターなどではよく見かける言葉なので、ブロガーの方には身近な言葉かもしれませんね。
ノマドワーカーとは?
ノマドワーカーの「ノマド(nomad)」は英語で「遊牧民」を意味する言葉です。
直訳すると「遊牧民労働者」となります。
時は11世紀。
モンゴルでは、かのチンギス・ハンが諸部族を統一し、モンゴル史上最大の版図となるモンゴル帝国を創設。
勢いそのままに、中国の金朝、イランのホラズム・シャー朝などを次々と征服していき、さらには東ヨーロッパにまでその手を伸ばすほどになったモンゴル帝国のコンクエスト(征服事業)を支えていたのは、まぎれもなく、もとは遊牧民だったであろう騎馬軍の存在でした。
まさに人馬一体となり、あたかも日々の牧畜仕事をこなすかのように淡々と列強国の軍隊を蹴散らしていくその騎馬軍の姿に、ヨーロッパの人々は畏怖の念を込めて、「ノマドワーカー」という名を付けました。
また、戦場に出る人間は程度の差こそあれ、誰しもが狂人となってしまいますが、モンゴル騎馬軍の兵士たちは驚くほど平静を保っていたため、「nomad(狂っていない)」という言葉が付けられたという説もあります。
・・・ごめんなさい、嘘です。
ノマドワーカーとは、カフェなどでノートPCを開いて仕事をすることをメインの働き方とする人のことです。
働く場所を変えるために遊牧民を意味する「ノマド」という言葉が付けられたんですね。
どんな仕事をしている?
ノマドワーカーというものに、明確な定義があるわけではないようです。
よく、スーツ着たサラリーマンがカフェでPC開いているのを見かけます。
仕事しているのかサボッてネットサーフィンしてるのか分かりませんが、サラリーマンがカフェで仕事する時間が長い場合にはノマドワーカーとなるか否か、というのも意見が分かれるようです。
なので、ノマドワーカーが何の仕事をしているかも千差万別というわけですね。
ですが、私としてはやはりノマドワーカー=フリーランスというイメージがあります。
ライティングだったり、デイトレードだったり、プログラミングだったりといった仕事が、やはり多いのではないでしょうか。
プロブロガーとして名を馳せた立花岳志さんも、ノマドワーカーとして働いていたようです。
まとめ
一見、快適な働き方のように思えるノマドワーカーですが、やはり自分をしっかり管理できる人でないと、そのような働き方で生計を立てるまでになるのは難しいようです。
私はよくカフェに行くのですが、これまでにノマドワーカーらしき人を見かけた記憶がありません。(気づいてないだけかもしれませんが)
それだけ難しくて、ノマド人口が少ないということかもしれません。
それでも、「いつかは自分もノマドワーカーに!」と願ってやまない今日この頃です。