上京して知った地元宮城と東京の違う所
高校を卒業後、地元宮城を離れて東京に移り住んだ私。
新幹線を使えば仙台~東京間は1時間半ほどで着くので、地方とは言っても距離的には比較的東京に近い方だと思いますが、それでもやはり「宮城と東京の違い」を時折感じることがありました。
○○ランプという高速道路の入り口
それまで高速道路の入り口と言えば、IC(インターチェンジ)しか知らなかった私ですが、車で首都高を走っていて不思議だったのが、渋谷ランプとか西池袋ランプというような「○○ランプ」という高速の出入り口。
アレ何なんでしょうね?
そして首都高は複雑過ぎです。
走るの怖かった・・・。
電車のドアの開閉ボタン
私が地元でよく利用していた仙石線という電車の路線は車両のドアに開閉ボタンがありました。
駅に着いてもボタンを押さないとドアが開きません。
それと寒い季節なんかは、自分が乗った後にボタンを押してまたドアを閉めないと、たまに嫌な顔されることがあります。
あと、東京の8両とか10両の電車見て「長っ!」て思いました。
ツタヤのレンタル金額
初めて東京のツタヤに行ってCDを借りたときに、地元のツタヤのレンタル金額より10円高かったのを覚えています。
「やっぱり東京は物価が高いんだな~」と、感心していました。
今でも10円高いのかな?
東京にない店、仙台にない店
当時10代だった私には、「ローカル展開のお店」という概念がありませんでした。
さすがに宮城県内でも2~3店舗くらいしかない店ならば、他県にはないであろうことは容易に想像できるのですが、県内や隣県などでいくつも店舗を出しているような店は、当然全国展開しているものだと思い込んでいました。
大学時代に部屋で友人と過ごしていて、こんな会話をした覚えがあります。
私「腹減らね?」
友人「減ったね。ピザでもとろうか。」
私「いいね。ストコンにする?」
友人「・・・ストコンって何?」
この「ストコン」というのは、デリバリーピザの「ストロベリーコーンズ」という仙台発祥の店の略称で、私の地元ではピザのデリバリーと言えば、この「ストロベリーコーンズ」が主流だったのです。
現在は全国に店舗が増えてきているようですが、私が大学生だった当時は関東圏には店舗がほとんどなかったようで、関東人の友人にキョトン顔されてしまいました。
逆に、仙台にない店も東京にはたくさんありました。
特に百貨店の伊勢丹、パルコ、マルイなんかが仙台にはなく(現在パルコは仙台にもできました)、東京感を味わうため、金もないのによく新宿の伊勢丹とかをうろうろしてました。
そして地元に帰省した時、友人とかに「新宿の伊勢丹がさぁ~・・・」みたいな話して東京に染まったアピールしてました。田舎モンですね。
まとめ
最近はネット通販が発達し、東京にあるようなオシャレな店が地方進出したりしているので、人ごみや狭い所が苦手な私は結局地元に帰ってきました。
それどころか、最近はもっと田舎に住みたいと思うようになってきています。
東京には東京の、地方には地方の良さがあるってことですね。
でも首都高はもう走りたくありません。