夏を感じられるアニメ映画5作品
細田守監督のアニメ「サマーウォーズ」が放送されるのが、いつしかテレビ界の夏の恒例行事となりました。
さて、夏も間近ということで、今回は「夏を感じるアニメ映画」です。
サマーウォーズ
内容はすでにだいたい覚えてしまっているのですが、それでもテレビでやっていると毎年観てしまいます。
高校生の健二は憧れの先輩・夏希の婚約者のふりをして、夏休みに夏希の実家にいくことになるという、なんともうらやましい展開もさることながら、美しく描かれた夏の風景が見どころです。
入道雲に朝顔、そして手をつなぐ二人・・・、イヤになっちゃうくらいの青春真っ只中です。
テーマソングの山下達郎「僕らの夏の夢」がこれまたいい曲です。
となりのトトロ
言わずと知れたジブリの名作です。
サマーウォーズ同様に夏の田舎を舞台にしていますが、こちらは時代背景が昭和感たっぷりで、まさに「日本人の心の原風景」といった感じです。
蚊帳や井戸、木造の校舎など、昭和世代が懐かしく思うようなシーンも多く、老若男女問わず楽しめる作品となっています。
火垂るの墓
こちらはとても悲しく、考えさせられるアニメ作品として知られています。
野坂昭如の短編小説が原作となっていて、実際に原作者自身の戦争体験や妹を亡くした体験などがモチーフになっているそうです。
この作品は夏という季節そのものをイメージしている作品というわけではないですが、終戦記念日の8月15日が近くなるとテレビで放送されることが多いです。
茄子 アンダルシアの夏
スペインの自転車ロードレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」を題材とした作品。
ロードレース真っ只中の主人公ペペと、その兄で結婚式真っ只中のアンヘルの関係性が徐々に語られていく形式で話が進みます。
自転車ロードレースというものに関しては「ツール・ド・フランス」の名前くらいは知っているという程度の私ですが、この作品は46分という短編でまとめられていて、レース部分も実況という自然な形で解説が入っているので非常に観やすい作品となっています。
河童のクゥと夏休み
現代に蘇った河童のクゥと少年の友情を描いた一夏の物語。
子供向けのアニメ作品かと思いきや、ところどころショッキングなシーンもあり、また、緻密に描かれた夏の風景はどこか懐かしさもあり大人世代に受けそうな印象です。
まとめ
深緑の季節である夏を舞台にしたアニメは自然の描き方がすごく綺麗で、ノスタルジックなものが多い印象ですね。
さて、今日から子供たちは夏休み。
ご家族で夏の思い出になるような作品を探してみるのもいいかもしれませんね。