「万引き家族」地上波放送でお茶の間氷河期到来!?
昨年、カンヌ国際映画祭における最高賞パルム・ドール受賞で話題になった是枝裕和監督の映画『万引き家族』。
この作品が先日の土曜プレミアムで早くも地上波初放送され、話題となりました。
多くの方が注目していたこの地上波放送ですが、ネット上ではちょっと変わった観点で注目されていたようです。
気まずいシーンもノーカット
今回の地上波放送は夜の9時から放送されました。
がっつりゴールデンタイムです。
話題作なので、家族揃ってお茶の間で観たご家庭も多かったことでしょう。
ざっくりとしたストーリーとしては、あたりまえのように万引きをして生計の足しにしている一家が、ある日、虐待されて冬の寒い夜に家にも入れずにいた女の子を連れて帰り、一緒に生活するようになるというもの。
特殊な絆で結ばれた特殊な家族の物語を描いたヒューマンドラマ?的な話です。
しかしこの作品、そこそこアダルトなシーンがあってPG12というレーティング指定までされています。そして今回の地上波放送はノーカット放送だったのです。
作中では、松岡茉優演じる柴田亜紀が風俗店で働く描写があり、下着姿で腰を振るなどの過激なシーンもありました。
また、安藤サクラ演じる柴田信代の濡れ場シーンなどもあり、こちらはお尻丸出しです。
こういったシーンもノーカットで流れてしまい、当然、お茶の間が凍てついたのは想像に難くないでしょう。
あれ?BPOは?
BPO(放送倫理・番組向上機構)って、今回のような、お茶の間氷河期到来を防ぐためにあるのだと思っていたのですが、なぜスルーしてしまったのでしょうか?
世の男性諸君が楽しみにしていた深夜帯のお色気番組も失われて久しいですが、ゴールデンの時間帯にお色気シーンが普通に放送されるのは納得いかないんですよね。
映画の場合はストーリーを損なう恐れがあるから、むやみやたらにカットできない部分もあるのでしょうが、だったらそういうシーンのある映画はもっと遅い時間帯に放送するなどの対応があってもいいと思います。
どんな名作であっても、エロいものはエロいのですから。
作中でやっていたコロッケの食べ方をやってみた
全く話は変わるのですが、作中でコロッケをカップラーメンに浸して食べているシーンがあって、気になったのでやってみました。
コンビニの総菜コロッケをカップヌードルシーフード味に浸してみました。
すると・・・
一瞬にしてコロッケが崩れて海の藻屑ならぬシーフードの藻屑となりました。
作中ではコロッケの形を留めたまま食べていたので、「コレじゃない」感満載でした。
コロッケが柔らかすぎたのかな。
しかし、残骸となった衣は、スープがしみて意外とイケました。
カレーヌードルの方が合うかもしれないです。