古き良き心霊番組たち
昔はよくゴールデンタイムのテレビでも、心霊番組とかやってましたよね。
しかも、一回限りの特番とかじゃなく、週一のレギュラー番組としてやってました。
それがどうでしょう、今じゃ真夏の怪談シーズンですら、そんな番組見かけなくなりました。
せいぜいYouTubeに投稿された動画を寄せ集めた特番とか、心霊ドッキリみたいな番組くらいしかないんですよね。
心霊番組がなくなってしまったのは、視聴者から「子供が怖がるからやめて!」的な苦情があったからだとか、いろいろな心霊現象が科学的に解明されすぎて視聴率が伸びなくなったからだとか、いろんな理由があるようです。
しかし、私は思うのです。
今になってみれば子供だまし的な内容に思える心霊番組にも震え上がっていたあの恐怖の日々が懐かしいと・・・。
そんなわけで、今回は昔テレビで放送されていた心霊・オカルト系番組を振り返ってみたいと思います。
USOジャパン
嵐やら、タッキー&翼やらのジャニーズタレントたちがパーソナリティを務めていた番組で、心霊現象とか都市伝説を扱った番組でした。
もうタイトルからして眉唾感がにじみ出ている番組ですが、やはり、やらせ疑惑やパクリ疑惑なんかでけっこう叩かれていたらしいですね。
「かごめかごめ」について、実は階段から突き落とされて亡くなった妊婦さんの恨み節だ、という話がすごく印象に残っているのですが、やっぱりアレも嘘だったんですかね。
画質荒いですが、YouTubeにけっこう動画があがってますので、気になる方は見てみてください。
木曜の怪談
90年代中盤頃、その名の通り木曜日に放送されていたオムニバス形式のホラードラマです。
最初は女の人の顔がゾンビみたいになっていくオープニングが怖くて見れませんでしたが、いざ見てみるとドラマ自体は子供が見てもそこまで怖くなく、どちらかというとSFっぽいものや、中にはコメディタッチの話もありました。(たしか中村珠緒さんがSMAPファンの幽霊役をやっていた)
ほんとにあった怖い話
視聴者投稿の怖い体験談をもとにしたドラマ番組で、これは今もたまに特番で放送されてたりしますね。
正直、この番組が始まった頃には私もけっこうな大人になっていたと思うので、あまり怖かった印象がないです。
稲垣吾郎が子供たちと戯れて「イワコデジマイワコデジマ」とか言ってたのは覚えてます。
カカシの話とデカイ女幽霊の話はちょっと怖かったかも。
学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!
これは「ポンキッキーズ」という朝の子供向け番組の枠内で放送されていたホラーアニメです。
この作品に出てくるトイレの花子さんは子供たちの味方で、悪い幽霊や妖怪たちをなぜかチューリップのアップリケで退治してくれます。
あと、花子さんのライバル的存在で闇子さんてのもいましたね。
子供心に怖かったのは、「ドンドコドン」と「人食いランドセル」という、どちらも子供が行方不明になる話でした。
奇跡体験!アンビリバボー
この番組自体は今も放送されていますが、かつては番組内で「恐怖のアンビリバボー」というホラー企画が組まれていました。
番組に寄せられた心霊写真を紹介したり、再現ドラマをやってみたりと、けっこう怖かったのですが、ある時からパッタリとこの企画をやらなくなってしまったんですよね。
で、やらなくなった理由について、心霊を取り扱っていたこともあり、様々な噂が飛び交うようになったわけです。
アステカの祭器が写った心霊写真を取り扱ったのがマズかったとか、目が合うと死んでしまう「呪いの仮面」についての企画を放送したら、視聴者から「仮面と目が合った」と苦情が殺到したとか・・・。
真相は、まあ・・・、どうなんでしょうね・・・。
まとめ
近年では「ホラー系番組は視聴率がとれないからやらない」というのがテレビ各局のスタンスのようですが、それでもホラー映画は毎年何本か作られてますよね。(まあ駄作も多いですが)
それを考えると、決して人々がホラーに関心が無くなってしまったというわけではなく、結局、番組がありきたりになっちゃってるのが原因だと思うんですよ。
どこかで見たことあるような動画をランキング形式で並べてみたり、女性タレントとお笑い芸人で心霊スポット行ってみたり、自称霊能者がお祓いしてみたり、それくらいしかパターンがないわけですから、そりゃあマンネリしちゃいますよ。
たまには童心に戻って、ビビりながら怖いテレビ番組を見たいですね。