甲子園の土って持ち帰ってどうするんだろ?
日本には夏の風物詩というものがたくさんありますね。
夏の高校野球もその一つではないでしょうか。
真っ黒に日焼けした高校球児たちが、県民の期待に応えるため、学校の名誉のため、そして何より自分自身のために戦う姿は日本中に感動を与えてくれますね。
さて、高校野球と言えば、試合に負けた高校の選手たちが涙を流しながら甲子園の土を持って帰る、というのが慣例になってますよね。
ふと、思いました。
あの土って持って帰ってどうするんだろ?
もちろん、これくらいのことはググればすぐ答えが出ることは分かりきっています。
ですが、大切なのは「考えること」「想像すること」だと思うんですよ。
デカルトは「我思う、ゆえに我あり」と言いました。
ジョン・レノンだって「Imagine all the people」って言ってます。
なんでもかんでも「ググればええやん」ではダメなんですよ!
そんなわけで甲子園の土、持って帰ってどうするか想像してみました
部屋で保管する
なかなか体験できない「甲子園」という青春の1ページですから、自分の部屋で綺麗なビンにでも入れてずっと保管しておくというのもアリなのではないでしょうか。
なんせ腐るものではないですからね。永久保存版ですよ。
母校のグラウンドに撒く
1、2年生は「来年こそは優勝するぞ!」という想いを込めて、3年生は後輩たちに意志を託すべく、母校の慣れ親しんだグラウンドに持ち帰った甲子園の土を撒くというのもありそうですね。
乳歯が抜けたら屋根や床下に投げるのと同じようなノリです。
地元の博物館とかに寄贈する
博物館に寄贈して、「この地域の○○高校は甲子園に出るほどの強豪校でした」的な感じで展示をしてもらいます。
歴史に残ります。
好きなあの子にプレゼント
なんせ高校生ですからね、野球一筋とは言っても好きな子の一人くらいいるでしょう。
もしかしたら事前に「たっちゃん、みなみを甲子園に連れてって」とか言われてたモテ男もいるかもしれません。
なかなか気持ちを伝えられない、幼馴染のあの子に告白する際に、甲子園の土を渡し「オレ、今年は一回戦で負けちゃったけど、来年こそは優勝するから!付き合ってくれ!」とか言っちゃいます。
だんだん書いてて恥ずかしくなってきた・・・。
手術をする勇気が出ない少年にあげる
ある球児は、ランニング中に声をかけてきた、車椅子に乗った少年と仲良くなります。
少年は病院の近くを毎日走っている球児の姿に興味を持ち、声をかけてきたとのこと。
そして少年は言うのです。
「僕、病気なんだ・・・。治すには手術するしかないってお医者さんに言われてるんだけど、どうしても手術を受ける勇気が出なくて・・・」
そんな少年に球児は優しく微笑みます。
「じゃあ、俺が甲子園でホームランを打つよ!そしたら君も勇気を出して手術を受けられるね?男同士の約束だ!」
そして球児は約束通り甲子園でホームランを打ちます。
試合にこそ負けてしまいましたが、その活躍はきっと病室にいる少年の心をうったことでしょう。
そして球児は甲子園から帰ってきたその足で病院に向かいます。
右手には甲子園の土を携えて・・・。
結果
部室に飾ったり、母校のグラウンドに撒くってのが多いみたいです。
あと、両親などのお世話になった人にプレゼントするとか。
だいたい私が考えたのと合ってましたね。笑