やたらと音をたてる人たちは、なぜそんなに音をたてるのか?
あなたの周りには、やたらと物音をたてて生活しているタイプの人っていらっしゃいませんか?
音がそこまで気にならない時や場所なら大きな音をたてても構わないのかもしれませんが、そういう人たちって、シーンとしている空間、静かにするべき場所でも普段と変わらず音をたててしまうものです。
今回は、そういった「音たてラー」の人たちが、どういう形で音を出すのか、また、どうして音をたててしまうのかを書いていきたいと思います。
騒音アレコレ
世の中には、音を出す方法がごまんとあります。
「音たてラー」たちはそれらの方法を駆使して、私たちに襲い掛かってくるのです。
物を置く
図書館や自習室のような静かな場所なのに、「ドン!!」と、やたらと音をたてて机に荷物を置く人って、けっこう多いですよね。
何もジェンガを抜くときのように、一切の音をたてずに慎重に置け、と言っているわけではありません。普通に置けばそんなに音はしないのに、やたらと重力を味方につけて音を出してきます。
大量の鍵
家の鍵やら車の鍵やらを腰につけて、歩くたびにジャラジャラ言わせている人がいます。
不思議に思うのですが、そんなに鍵ってありますか?私は最大でも家、会社、車の三つくらいしか持ったことはないのですが、ジャラジャラ鳴らしている人たちって10個くらい鍵付けてたりしませんか?
キーボード
これは私たちブロガーも気を付けなければならないことですね。
公共の場所でもやたらとバチバチ言わせてキーボードを叩く人たちです。
そんなに叩いたらパソコン壊れちゃうよ、ってくらい叩く人もけっこう多いです。
普段からパソコンを使う仕事をしていて、キーボードを打つことに慣れている人ほど多いように思います。
仕事などであれば急ぐ気持ちも分かるのですが、そこまで音を出さなくても早く打つことは可能です。
咀嚼
いわゆる「クチャラー」ってやつです。
物を食べるときに、口を開けたまま咀嚼している人のなんと多いことか。
外食時など、隣に座った人がクチャクチャうるさいと、食事がマズくなります。
親とかに注意されてこなかったのかな?
ペン
会議の席などで、ボールペンをカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチやっている人。
若手がやっていた場合ならば注意してくれる人もいるでしょうが、それなりに地位のある人がこれをやっていると始末に負えません。
そういう人には、手が休まらないように会議記録でも取らせた方がいいですね。
ビニール袋
なぜビニール袋をカバンのように使うのか?
好きなショップの袋か何かなんでしょうか?
そういう人に限って、何度も袋の中に手を突っ込んで、ガサガサ言わせながら小分けにして荷物を出し入れします。
鼻をすする・咳払いをする
静かな場所で、ずーっと鼻をズルズルすすっている人や、一定の間隔で咳払いをし続ける人。
生理現象なので、仕方ないと言えば仕方ないですが、鼻はかめば済みます。かむ音よりも、ずっとズルズルされている方が気になります。
咳払いし続ける人は、そんなに痰がずっと絡むのであれば病院に行きましょう。
音漏れ
先日書いた記事参照。
机をたたく、イスを蹴る
これは怒っている人がよくやる方法ですね。
怒りのあまりカッとなって、というよりは、相手を脅すために意識的にやる人が多いように思います。
小心者の私は、自分が怒られているわけじゃなくてもビックリするのでやめてほしいですね。
若い人がやるならまだ分かるのですが、いい年した大人がこれをやっているとみっともないです。
なぜ音をたてるのか
そもそもなぜ「音たてラー」たちは音をたててしまうのか?
先に書いた鼻水、咳払いのような生理現象は仕方ないにしても、それ以外は気を付ければ防げるようなものばかりのはずです。
そんな彼らの心の闇に迫ってみました。
無頓着
単純に気にしていないパターンです。一番多いかもしれません。
「自分の出している音なんか誰も気にしないだろう」と考える人もいれば、そもそもそんなに音を出しているという自覚が無い人もいるようです。
聞こえていない
無頓着パターンに似ている気もしますが、こちらはイヤホンで音楽を聴いていたりして、物理的に自分の出す音が聞こえないパターンです。
当然、音漏れしている人に多くなります。
威嚇
大きい音を出す人の中には、自分を大きく見せようという心理が働いているケースも少なからずあるようです。暴走族なんかが良い例ですね。
先に書いたような怒った時に机を叩いたりする人もこのケースで、大きい音で相手を委縮させて、自分が優位に立とうとします。
目立ちたい
自分がここにいるということを、周りの人に分かってもらいたい、そして構ってもらいたい、というタイプの人です。
きっと寂しがり屋さんなんですね。
静かなのが嫌い
静かな空間が苦手で、賑やかな雰囲気が好きなので、あえて音を出しているタイプです。
「ヘイヘイヘイ!辛気臭くしてないで、みんなで騒ごうぜ!!」みたいな感じです。
この手のタイプには「他の人たちも、自分と同じで、きっと賑やかな方が好きだろう」と思い込んでしまう人もいるため、そっと冷たい目で見てあげましょう。
まとめ
「音」というものは、うまく使えば人を感動させるような素晴らしい音楽を生み出したり、ヒーリング効果を生み出したりすることも可能です。
その反面、今回書いたように、周囲の人に負の感情を抱かせてしまうこともある諸刃の剣なのです。
また、自分自身も知らず知らずのうちに加害者になってしまっていることもあるのが、音の怖い所です。
一度、自分の出す音に耳を傾けてみることも必要かもしれませんね。