欧米人が靴を脱がない理由を探ってみた
よく、欧米人が日本に来て旅館などに泊まった際、靴を脱ぐという文化を知らずに土足で部屋にあがってしまう、なんて話を聞きますよね。
私はこういう話を聞いたり、洋画のワンシーンで部屋の中でも靴を履いて生活している姿を見て、なんとも気持ちの悪い感じがしていました。
私たち日本人のように、欧米人たちは家でくつろぐという習慣が無いのでしょうか?
それとも靴を履いたままでもくつろげるとでも言うのでしょうか?
そんなわけで、欧米人がなぜ室内でも靴を脱がないのか?靴を履いたままで気持ち悪くないのか?そんなことを考えてみました。
なぜ室内で靴を脱がないのか
やはり文化の違いなのでしょう。
日本人(他の東アジアの国もかな?)と欧米人の床に対する考え方が違うということがあるようです。
日本人は家の中であれば、普通に床に座ったり寝転がったりしますが、欧米人にとっての床は、たとえ家の中であったとしても、その辺の道と同じように扱い、けっして直接座ったりはしないんだとか。
また、日本人は古来より、床(畳)に直接布団を敷いて寝るという文化があり、言ってみれば家の中はどこでも「寝る場所」という考え方があるのです。
それに対して欧米人は、基本的に動かしたりはしないベッドで寝ますので、その狭い範囲以外の場所は土足で歩いて汚れてしまっても問題ないという考え方なわけですね。(もちろん掃除はするのでしょうが)
気持ち悪くない?
理屈は分かりました。
しかし、家はやはりくつろぐ場所という感覚があるため、我々日本人には抵抗があります。
欧米の人々はずっと靴を履いていて気持ち悪くないのでしょうか?
「今日も一日働いて疲れたな。早く靴を脱ぎたいぜ・・・」とか思わないのでしょうか?
私なんて、自宅では真冬の寒い時期でも靴下すら履きたくないタイプの人間です。
ビジネスホテルでもけっこう裸足で過ごします。
というか、「ベッド以外は寝ころがったりしないから・・・」とか言いながら、『フルハウス』とか見てると、けっこう靴履いたままベッドに寝転んだりしてますよね?
コレは汚いとか思わないんですかね。
そういえば、ビジネスホテルのベッドの上に、細長い布?が敷いてあることってないですか?
この黒い布。
これって、靴を脱がない文化の人が泊まって、靴のままベッドに寝転んだ時に、布団が汚れないようにするためのものらしいですね。
初めて聞いた時はまさに驚天動地の衝撃でした。
絶対ベッドやソファも汚れてるよね?
結局、ベッドとかにも靴のまま乗ってるんだから、絶対靴の汚れが付いてますよね。
そこに平気で寝れる感覚が分かりません。
晴れてる時はまだしも、雨の日は泥汚れ酷いですよね?家の中ベチャベチャですよ!
犬のかりんとうを踏んだ日はどうするのでしょう?家の中クサクサですよ!
さすがに家に入る前に洗うのかな?
ていうか、せめてブーツとかは脱いで、サンダルとかで良くないですか?
なんか靴を脱げない理由が別にあるのでは?
そこまで頑なに靴を脱がないのには、きっと「文化」というだけでは片づけられない抜き差しならぬ理由があるハズなんですよ。
そんなわけで、調べてみると出てきましたよ。
全米を恐怖に陥れたモンスターたちが・・・。
奴らの名は「フット・イーター」
その名の通り、人間の足を好んで食べるクレイジーな奴らさ!
大きさはウサギくらいのモンだが、その咬筋力はクロコダイルと同じ500kgにもなるんだ。
人間の足なんて骨ごと持っていかれちまう。
奴らは神出鬼没で、ちょっとした隙間から家の中にも入ってきちまうんだ。
奴らに対抗する手段はただ一つ。それが家の中でも靴を履いて生活することだったってワケさ!
※この物語はフィクションです。
まとめ
日本人に生まれて良かったと思います。