進化の空白「ミッシングリンク」とは!?人類も異常進化している!?
「ミッシングリンク」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
現代においては、一部の熱心な宗教家の方を除き、我々人間が長い年月をかけて猿から進化したということは「常識」として知られています。
そこには、「猿」→「ちょっと背筋が伸びた猿」→「人間っぽい猿」→「ホモ・サピエンス」といったように、進化の過程が化石などで見つかっているという根拠が存在します。
しかし、この地球上には、この進化の過程が途中ですっぱ抜けていて、「どういう過程でこうなったんだろう?」という部分が謎の生物が存在します。
この、「見つかっていない進化の過程」が、「ミッシングリンク(失われた環)」と呼ばれるものです。
昆虫はなぜ今の姿になったか分かっていない
「ミッシングリンク」の代表的なものとして挙げられるのはズバリ!そこらへんにいる昆虫なんです。
化石調査において、最も古く昆虫が確認されているのは3億7000万年前のデボン紀に遡ります。
この時代に現れた昆虫の始祖ともいえる存在は「トビムシ」と言われ、体長3mmほどのごくごく小さいアリのような昆虫でした。
↑こんなの
しかし、この「トビムシ」の存在が確認されて以降、7000万年もの間、昆虫らしき生物の痕跡が見つかっていないのです。
そして、約3億年前の石炭期になって、急激に多種多様な昆虫の存在が確認されています。
そこには、今日我々がよく目にするような昆虫らの姿があり、羽が生えていて空を飛べるトンボの祖先や、頑強な装甲に身を固めたカブトムシのような甲虫類の姿もありました。
この7000万年の空白、トビムシ~カブトムシ・トンボのこの空白の期間こそが「ミッシングリンク」なのです。
こんなに進化するものなの?
猿から人間(ホモ・サピエンス)に進化するまで、約8500万年ほどかかっているとされています。
最近では、この人類の進化の歴史すら「早すぎる!」と言われるほどです。
それくらい進化というのは時間がかかるものなのです。
ポケモンのように「レベル上げたら進化」なんてわけにはいきません。
それなのに、昆虫は7000万年という時間で、羽が生えたり、鎧を纏ったり、角が生えたり、擬態したりといった、驚くほどに多種多様な進化を遂げています。
こんなことはありえないらしいです。
昆虫は宇宙人!?
この昆虫のミッシングリンクに関しては、様々な説がありますが、中でも面白いのが「昆虫宇宙起源説」です。
これは昆虫が宇宙から来た存在、もしくは、このミッシングリンクの期間に宇宙から飛来した「何らか」の影響で劇的な進化を遂げたとするものです。
そもそも、多くの昆虫は、幼虫→蛹→成虫という「変態」で成長していきますが、このような成長の仕方をするのは、これだけ多くの生物が存在する地球においても昆虫だけなのです。
そのような点から、昆虫は地球外の何らかの影響を受けた生物なのではないか?ともされています。
また、我々人類の多くが、昆虫に対して嫌悪感を抱くのも、遺伝子レベルで刷り込まれた、宇宙からの侵略者に対する防衛本能なのかもしれません。
人類も宇宙起源!?
そう考えると、やはり我々人類も異常な存在です。
地球上のあらゆる生物の中で、なぜ、人類だけここまで異常に進化しているのでしょうか?
徐々に進化していったというのであれば、我々人類の他にも、「二足歩行の豚」とか、「道具を使うクジラ」なんかが現れてもおかしくない気もしますが、人類だけが、服を着て、明確な言語を操り、多くの道具を製造・使用しています。
他はせいぜい、チンパンジーが木の棒で虫をほじくり出すくらいのものです。
人類にとっては原始的とも言える「火」ですら、他に使える生物はいません。というか近づくことすらできません。
もしかしたら、我々人類の遺伝子にも、何らかの宇宙的な力が加わっているのかもしれません。