まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

実写『デビルマン』は、逆に見た方がいい

『デビルマン』って漫画ありましたよね。

 

『マジンガーZ』とか、『キューティーハニー』など、いくつもの名作を世に送り出してきた漫画家・永井豪の作品です。

 

少年漫画でありながら、ダークな世界観を取り入れた独特の作風は、大変な人気作品となり、後の漫画家たちにも多大な影響を与えました。

 

そんな名作を実写化したのが、映画『デビルマン』です!!



 

 

 

大根祭りじゃ!!

えー、なんでしょうか・・・

まずどこからツッコんでいいのやら・・・

 

まず、主演が大根!!

おそらく、大半の人が想像するであろう大根のレベルを、はるかに凌駕するほどの大根なんです。

 

主役の不動明と、準主役の飛鳥了を演じたのが、当時ちょっとだけ売れていたダンスユニット「FLAME」の双子の2人だったんですね。

 

彼らは役者ではないですから、演技が下手なのはあたりまえなんですが、もう少しどうにかならなかったかな。

 

不動明が初めてデビルマンに変身した時の、「あー、俺、デーモンにナッチャッタヨー」はギャグ以外の何物でもありません。

 

そもそも、外見からしてミスキャストなんですよね。

2人とも、どこのホスト崩れだよ!って外見してますし。

 

原作では、デビルマンになる前の不動明って、もっと気の弱い感じの普通の少年だったはずです。

 

実写の不動明はなんか違う。

女の子とか騙して、裏で「ヒャハハハ」って感じの笑い声あげてそう・・・

 

飛鳥了もヒドイ。

原作では、飛鳥了は育ちが良くて、なんか貴族みたいな雰囲気だったと思うのですが、実写の飛鳥了は、なんか品がない。

 

きりがないので、とりあえず主演の2人だけにしておきますが、その他にも、冨永愛やら、ボブ・サップやら、コニシキやら、もうキャスティングの段階でふざけすぎでしょ。

 

 

脚本もヒドイぜ!!

この作品は、漫画原作を実写化した作品がよく陥る、「原作未読だとよく分からない、しかし、原作ファンからは受け入れられない」のパターンの典型例です。

まあ、原作ファンでなくても受け入れられないと思いますが・・・

 

実はこの作品を作るにあたって、監督の那須博之氏は当初、シナリオライターの卵20人に脚本を書かせて、その中から出来の良い物を選ぶつもりだったらしいです。

 

しかし、20人全員ポンコツだったらしく、那須監督は「ダメだこりゃ」となります。

 

そこで仕方なく、監督は自分の奥さんで、脚本家ある、那須真知子さんの書いた脚本でこの作品を撮りました。

 

要するに緊急措置です。

 

 

まとめ

なんかもっと酷い点を挙げられるかと思いましたが、意外と出てきませんでした。

 

結局、出演者の大根っぷりがひどすぎるということですね。

 

ウィキペディアには、業界関係者たちの、この作品に対する酷評の嵐が書いてありますので、暇つぶしにどうぞ。

ja.wikipedia.org

 

ちなみに私は、ジンメンのファンです。