まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

オナラ出たい

突然ですが、私、子供の頃からすごくオナラが出る体質なんですよ。

 

オナラと私

皆さんは、どのくらいオナラって出るもんなんですかね?

 

私は、基本、常時オナラをし続けないと、すぐお腹が苦しくなってしまいます。

部屋に一人でいる時なんかは、5分おきくらいでしてる気がします。

 

思えば、私のオナラシンドロームは、物心ついたときからありました。

 

あれは4~5歳くらいの頃でしょうか。

私は健診か何かで、小児科医に行き、レントゲン撮影をしました。

 

その時先生が話していたことや、レントゲン写真が何を意味していたかなど、幼児の私には当然分かりませんでしたが、帰り道に母親から言われた「アンタのお腹の中、ガスがいっぱいたまってるんだってさ」という言葉ははっきりと覚えています。

 

要するに、幼少の頃から、私の体は「兵器」となっていたのです。

 

 

オナラを我慢することの苦しさ

子供の頃なんかは、人前でもプップ、プップ、オナラをしても、ある程度は笑って済まされますが、今や私も良識ある英国紳士です。

 

人前でオナラなぞしようものなら、これまで積み上げてきた権威が失墜してしまうことでしょう。

 

そして何より、この「兵器」は人の命を奪いかねない。

 

小学生の頃、通学路の途中に、みんなが怖がるほど吠えまくるドーベルマンがいました。

 

私はその頃、すでに高学年だったから平気でしたが、低学年の子たちは、毎日怯えて過ごす日々でした。

 

子供ながらに、「ワシが低学年の子たちを守っちゃるけぇの!」と正義感に燃えた私は、ドーベルマンのリードが届かないギリギリの範囲まで近づき、牙をむき出しにして襲い掛かろうとしてくるヤツの顔めがけて、自らの腹にため込んだホスゲンオキシムを放出しました。

 

ドーベルマンは「キャインキャイン!」という鳴き声を上げたかと思うと、泡を吹いて倒れました。

 

私は自身の持つ圧倒的な力に怯え、おののきました。

 

 

 

話がだいぶ脱線しましたが、要するに、大人になるとオナラを我慢しなければいけないシーンがあまりにも多すぎるのです。

 

仕方なく我慢しますが、あまりにも長時間溜めこむのは、自らの破滅を招きます。

 

30分も我慢すると、腹が異常な音をたて始めます。

 

最初のうちは、「空腹でお腹が鳴ったのかな?」というレベルの音ですが、時間が経つにつれ音は激しさを増し、1時間もする頃には「ギュルルルルル、ゴゴゴゴ・・・・」という、地の底から響く悪魔のうめき声のような音に変わります。

 

下手すると、そのお腹の中から響く音で、「コイツ屁こいたな」と勘違いされかねないような音がします。

 

さらにさらに下手すると、何かの拍子に、「ブッ」と漏れます。

 

 

いろいろ対策をしてきた

大学生の頃になると、ワンルームの部屋に何人も集まって宅飲みをすることが増えました。

 

そんな時も、私のマスタードガスは腹の中で暴れまわります。

 

しかし、女の子もいるその場でオナラなんてした日には、二度とおてんとさんの下を歩くことはできなくなる・・・

 

トイレに行ってすればいいのですが、ワンルームの部屋は、部屋にトイレが隣接する間取りになっていることも多く、みんなに音が聞こえてしまうことを恐れてできませんでした。

 

このままでは、いつか大惨事を引き起こしてしまうと考えた私は、どうにかできないかと、図書館にこもりっきりで、あらゆる文献を読み漁りました。

 

すると、「ガスピタン」なる霊薬があることを突き止めました。

さっそくドラッグストアで「ガスピタン」を買った私は3か月ほど服用し続けましたが、残念ながら効果は見られませんでした。

 

次に試したのは、「お腹のガスを抜くストレッチ」でした。

それは体を真っすぐにして仰向けに寝て、両手で膝を抱えるようにして、ゆっくりと片足を折り曲げていく、というものでした。

 

やはり効果はありません。

 

 

今も苦悩の日々

これはきっと、私の犯した罪に対して、神が与えたもうた罰なのでしょう。

 

どうやら、物を食べるときに空気を飲み込むクセがある人は、オナラが出やすい体質になるらしいです。

 

そういえば、私、お腹だけじゃなくて、喉からも「キュルキュル」と謎音がするのですが、空気を飲み込んでいるせいかもしれません。

 

もはや私にできることは、自らの呪われし力を、嘆き悲しむことしかないのでしょうか・・・