まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

忘年会シーズンですが、予約キャンセルはダメですよ

早いもので、今年ももう12月に入りました。ぼちぼち忘年会への参加が増えてくるという方も多いのではないでしょうか?

 

この時期、週末の居酒屋は混み合いますので、当然、忘年会幹事の方は店に予約を入れることでしょう。

 

しかし、今年は飲食店への悪質な予約キャンセルが問題になった年でもありました。

 

これから忘年会を企画する幹事の皆さんは、くれぐれもお店の方に迷惑にならないような予約を心がけましょう。


 

 

 

 

予約キャンセルで逮捕者

 今年11月、飲食店に17万円分もの団体予約を入れておきながら、当日来店しなかったとして、50歳代の男が偽計業務妨害の疑いで逮捕されました。

 

男は最初からそのような人数での宴会等の企画はしておらず、偽名で店に電話を入れていること、他の系列店4店舗にも同様の予約を入れていたことから、悪質であると判断され、逮捕に至ったのでしょう。

 

男は「電話はしたけど、予約はしていない」と言っているそうです。おそらくイタズラ程度で済まされるだろうと考えていたのが、まさかの刑事事件扱いでビビりまくったに違いありません。

 

世間的にも、「え!?そんなことで逮捕されるの!?」という驚きの声が少なくありませんでした。

 

 

店側への配慮

当然、予約を受けた側は、人数分の席を確保し、料理の予約もあればそちらも用意するでしょう。「もしかしたら来ないかも」とか思っても、用意しなければ間違いなくクレームになります。

 

そのため、連絡もなくキャンセルなんかになれば、予約人数分の席に他の客を入れることはできず、用意していた料理も無駄になってしまいます。店にとって大損失になるのは誰が見ても分かりますよね。

 

最近、この逮捕された男に限らず、日本中でこのような「予約キャンセル」問題が発生しており、社会問題となっています。

 

もちろん、この男のように悪意を持って予約キャンセルをする人は稀で、ほとんどの人は「キャンセル連絡を忘れていた」「日時を間違えていた」というケースがほとんどのようです。

 

 

複数の店に予約

このような、「予約忘れ」「キャンセル連絡忘れ」が発生する背景には、そもそも店への予約の仕方に問題があるというケースもあるようです。

 

連絡せずに予約キャンセルしてしまった人たちに話を聞くと、「候補として、複数の店舗に予約を入れておいて、実際に利用する店が決まったら、他の店の予約をキャンセルする」というやり方をしている人がけっこういるようです。

 

その結果、一部の店へのキャンセル連絡を忘れてしまい、店側に損失を与えてしまうのです。

 

そもそも、友達との飲み会とか、社内の忘年会程度で、そこまで店を吟味する必要ってありますか?

 

これが大事な取引先の重役との接待に使う店とかだったら、まだそこまで慎重になる気持ちも分かりますが(もちろんそれでも重複予約はダメですよ)、「友達との集まりで使う店候補をいくつか予約してましたぁ〜。キャンセル連絡忘れちゃいましたぁ〜」は意味がわかりません。

 

 

まとめ

どうもこういう問題の根底には、日本人の「お客様は神様」精神が影響している気がします。

 

「店に迷惑をかけてしまった。悪いとは思うけど、まあいいか」くらいにしか考えていないから、「予約」に対して雑な考え方になるのでしょう。

 

もうそんな時代じゃないですからね。店側も普通に面と向かって怒っていいと思いますし、なんならお金は全額請求してもいいと思います。

 

しかし、そういうことをすると、それこそ「食べログ」とかで低評価付けて、「この店で予約キャンセルしたら、文句を言われました。客に対してあの態度はないでしょう。もう二度と行きません」とか書く輩もいるんですよね。

 

そもそも考え方がおかしいんですよ。

 

「金を払って食べに行ってやってる」じゃなく、「おいしい料理を食べさせてもらってる」くらいに考える心の余裕があってもいいのではないでしょうか?

 

これから忘年会をする皆さんは、自分たちだけじゃなくて、店の人たちも楽しく年忘れできるよう、ご配慮をお願いします。