「体当たり」ってスゴイよね
「体当たり」
この言葉を聞いて、皆さんはどのような印象を抱くでしょうか?
お風呂に入っていて、ふと思ったのです。
「人間が繰り出せる、最も威力の高い攻撃って何だろう?」
そうして辿り着いたのが「体当たり」だったのです。
「体当たり」を調べてみると・・・
体当たりは、自身の体をぶつける事により相手を突き飛ばす行為、技術である。突進、ぶちかまし、タックル、チャージ、プッシュとも呼ばれる。
wikipediaより
どうでしょう。「プッシュ」と言ってしまうと弱そうですが、「ぶちかまし!!」と言えばスゴイ必殺技感がありますね。
さらにこう続きます。
一般社会における使用は相手、自分ともに怪我、死亡の危険性があり、暴力行為とされて犯罪行為となる。
wikipediaより
諸刃の剣ということですね。
格闘技における「体当たり」
よく、「パンチに体重を乗せる」とか言いますが、体重をそのまんまぶつけられるのが「体当たり」です。弱いはずがない。
やはり、格闘技の世界においても、形を変え、名前を変え、「体当たり」は必殺技として君臨していました。その一例を紹介します。
ショルダー・アタック
その名のとおり、肩からぶつかるタイプの「体当たり」
プロレス界において、トップロープから飛び掛かるように放つものは「ダイビング・ショルダー・アタック」と呼ばれ、ウィリアムスはこの技であのジャイアント馬場からピンフォールを奪いました。
パトリオット・ミサイル
アメリカの覆面レスラー、パトリオットの必殺技。
先述の「ダイビング・ショルダー・アタック」と混同されがちですが、肩からではなく、体全体でぶつかっていくため違う技とのこと。
鉄山靠(てつざんこう)
鉄山靠は、中国武術の一つである八極拳に伝わる、背中でぶつかるタイプの「体当たり」です。
私は漫画とかでしか見たことありません。
漫画界でも大活躍の「体当たり」
世界的大人気漫画『ドラゴンボール』でも多用されていますね。
『進撃の巨人』より、鎧の巨人が「ウォール・なんちゃら」を破壊した時にもやはり「体当たり」です。
『幽遊白書』より、土使い吏将の「ボンバータックル」
彼曰く「必殺」らしいですが、桑原は「必殺」できませんでした。
まとめ
時代の流れと共に、「体当たり」の大切さが忘れられているよう思えます。
しかし、人々の繋がりが失われつつある昨今だからこそ、我々は今一度「体当たり」の意義を見直すべきなのではないでしょうか?
皆さんも、明日、会社や学校でぜひ「体当たり」してみてください。