ウルトラマンシリーズ最強の敵4選
日本が誇る特撮作品ウルトラマン。
現在もシリーズが続く人気作品で、それなりに歳を重ねた大人たちの中にも、ウルトラマンを観て育ったという人もいることでしょう。
そんなウルトラマンシリーズを語るうえで欠かせないのが、敵役として現れる多くの怪獣や異星人たちです。バラエティ豊かな敵たちの姿は、子供心にとても印象深いものでした。
そんな怪獣たちについて、こんなことを考えたことがありませんでしょうか?
「最強の怪獣ってどいつだ?」
というわけで今回は、私が独断と偏見で選んだウルトラマンシリーズ最強の敵を紹介していきます。
ちなみに、私は『ウルトラマンタロウ』までしか観てないので、平成以降の奴は知りません!
ゼットン
ウルトラマンシリーズ最強の敵といえば、この「ゼットン」を思い浮かべる人も多いでしょう。
実際、私が「ウルトラマンシリーズ最強の敵って何だと思う?」と聞くと、多くの人がこのゼットンを挙げました。
何せあのウルトラマンが初めて負けた敵です。それだけインパクトが大きいのでしょう。
そのインパクトの大きさから、初代以降のウルトラマンシリーズでもたびたび登場するようになります。
「宇宙恐竜」という別名に違和感があるのは私だけでしょうか?
バードン
火山で眠りについていた鳥型の怪獣で、『ウルトラマンタロウ』に登場。
ぶっちゃけ見た目はあんまり強くなさそうだけど、主役のタロウと、ウルトラ兄弟の長兄ゾフィーをも倒すほどの実力者。
その後はウルトラの母によって復活したタロウと三度闘いますが、結局は「火山の噴火」という地球最大のエネルギーを活用して倒すこととなりました。
タイラント
またしても『ウルトラマンタロウ』より。
この暴君怪獣タイラントは、「これまでウルトラ兄弟たちに倒されてきた怪獣たちの怨念が集まって生まれた怪獣」という設定で、外見もいろいろな怪獣のパーツが混ざったデザインになっています。
このタイラントは、生まれた海王星でゾフィーを倒したのに始まり、天王星でウルトラマン、土星でセブン、木星でジャック、火星でエースと、次々にウルトラ兄弟たちを倒していきます。
その後、地球にやってきてタロウに倒されるわけですが、これはウルトラ兄弟との連戦の疲労があったことが敗因とされており、いきなり戦っていたらタロウも負けていたのかもしれません。
ヒッポリト星人
コイツです!
この記事を書いたのはコイツのことを語りたいがためです!
私の中では、このヒッポリト星人こそが最強の敵です。ここまで挙げてきた怪獣たちはコイツの引き立て役です。
ヒッポリト星人は、『ウルトラマンエース』に登場した敵で、別名は「地獄星人」!
この別名からして明らかに強そうですね。ヒッポリト星が「地獄のような環境」ということからこの呼び名が付いたそうです。
そして「宇宙で一番強い生き物」(自称)!
範馬勇次郎もビックリです。
このヒッポリト星人は残忍で狡猾な性格で、高い知能と高い戦闘力を誇るという圧倒的な「悪」なのです。
火炎放射を出したり幻影を出したりと、技のバラエティも豊富。
このヒッポリト星人は、「ヒッポリトカプセル」という、閉じ込めた相手をブロンズ像に変えてしまうカプセルを使うのですが、まずは主役のエースがその餌食となります。
末弟のピンチに、ゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャックの兄弟たちが揃って地球にやってきますが、割と早めに3人がブロンズ像にされます。
セブンが割と頑張っていたのですが、4体1で敵わない相手ですので、1対1ではどうにもなりません。やがてセブンもブロンズ像にされてしまいます。
とうとうウルトラ5兄弟が全滅し、宇宙はヒッポリト星人に支配されるのか!?と誰もが絶望した時、なんとあのお方が登場します。
ウルトラの父です。
さすがにウルトラ兄弟の父というだけあって、この持っているダンベルみたいな道具からビカビカビカー!!っと光を出しながら、ヒッポリト相手に優勢に戦います。
しかし、次第にヒッポリトにやられていき、遂に力尽きてしまいます。
ウルトラの父の敗因について、ナレーションでは「長旅で疲れていたから」と言っていました。
ウルトラの父は絶命する直前にエネルギーをエースに分け与え、復活したエースは難なくヒッポリトを倒してしまいます。
きっとヒッポリトも連戦して疲れていたのでしょう。
最終的にやられたにしろ、ヒッポリト星人はウルトラ5兄弟のみならず、ウルトラの父まで倒しました。合間には地球防衛軍とも戦っています。
私が友人に「いかにヒッポリト星人が強いか」を説いたところ、「え~、アイツなんか卑怯なんだもん。見た目もカッコ悪いし!」と言われてしまいました。
イヤイヤイヤ、「卑怯」じゃなくて「作戦」でしょ!そういう部分も含めての「強さ」でしょ!
そして、1人相手に複数でフルボッコしようとしたウルトラマンたちの方が卑怯でしょ!遂には親までしゃしゃり出てきてるし!
見た目は・・・まあアレだけど・・・
まとめ
私の「ヒッポリト星人愛」が強すぎて、字数的にすごくバランスの悪い記事になってしまいました。
ヒッポリト星人のことだけでも良かったかもしれないですね。