夜に聴けない!?日本の怖い曲5選
以前、変な歌を特集した記事を書きました。
この中で、山崎ハコの『呪い』という、「変な歌」というよりは「怖い歌」も紹介したのですが、世の中にはこういった「怖い曲」ってけっこうあるんですよね。
そんなわけで、今回は「怖い曲」特集です。
通りゃんせ
まずは童謡から一曲。
地域によっては歩行者用信号機のメロディにも使われているこの歌は、江戸時代には既にその歌詞が作られていたと言われていますが、作詞者は不明です。
歌詞の意味には諸説ありますが、神隠しや人柱を歌ったものだという説もあり、しばしばホラー作品にも使われています。
おばけがイクゾー/吉幾三
現在もアニメが放送されている『ゲゲゲの鬼太郎』。その第3シリーズのエンディング曲が、吉幾三が歌う『おばけがイクゾー』です。
ちょっとコミックソングっぽい感じですが、「言うこと聞かない悪い子は、夜中迎えに来るんだよ」という歌詞は幼い私のトラウマとなりました。
背景に流れる水木先生の妖怪画も恐ろしさに拍車をかけます。
さよなら人類/たま
たまのデビュー曲にして最大のヒット曲『さよなら人類』は、一見するとシュールな明るい雰囲気の曲に思えますが、その歌詞はどこか人類の滅亡をイメージしたような言い回しが散見されます。
「野良犬はぼくの骨くわえ 野生の力をためしてる」
「冬の花火は強すぎて ぼくらの体はくだけちる」
「月の光に邪魔されて あの子のかけらは見つからない」
といったような、核戦争による人類滅亡、もしくは他の惑星への移住を余儀なくされたとでもいうような歌詞が続き、最後は「サルになるよ サルになるよ・・・」と終わります。
輪廻/扇愛奈
清水崇監督、優香主演のホラー映画『輪廻』
その主題歌となったのが扇愛奈が歌う『輪廻』です。
映画に合わせて作られた曲のようで、全体的に激しめな曲調の中にも、おどろおどろしさが含まれているようにも聞こえます。
曲終盤に「廻る、廻る、廻るー!!」と叫ぶように歌う感じが狂気的です。
Rinne - Ougi Aina ( リンネ - おうぎ あいな )
かえせ!太陽を/麻里圭子withハニーナイツ&ムーンドロップス
この曲はゴジラシリーズ第11作目の『ゴジラ対ヘドラ』の主題歌です。
この映画は当時社会問題となっていた公害問題を風刺した作品であり、曲もそれに合わせた内容となっています。
映画の話になってしまいますが、ヘドラが空を飛ぶと、下にいる人間が一瞬にして溶けて骨だけになってしまうのが衝撃的でした。
まとめ
海外なんかでも「聴くと呪われる曲」なんてのもけっこうあるようですので、また別の機会に特集してみたいと思います。
いやぁ~、「歌」って本当にいいものですね!