まこっちゃんのそれなり日記

才能なしキャリアなしの30代男が気になったことについて書く雑記ブログ

私が子供の頃に出会った不思議な出来事

よく、「子供の目には大人には見えないものが見える」と言います。

 

大人になった今は霊感も何もないけれど、子供の頃には不思議な体験をしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

かく言う私も、子供の頃に体験した出来事で、今思い返しても不思議な出来事がありました。

 

そんな私が子供時代に体験した不思議な出来事について書いていきたいと思います。


 

 

 

UFO?

あれは私が小学校高学年くらいの頃、とてもよく晴れた日のことでした。

 

自宅の庭にいた私がふと空を見上げると、はるか上空にキラリと光る豆粒大のものが飛んでいます。

 

一瞬、飛行機が飛んでいるのだと思いましたが、どうも動きがおかしいのです。

 

その光る物体はフワフワフワーっとゆっくり波打つように移動していたかと思うと、次の瞬間、ヒュッと今飛んできた方向に今度は物凄い速さで直線的に飛んでいき消えました。

 

「あ!アレ絶対UFOだ!」と思い、夕飯の時に家族の前で、「今日の昼間、UFO飛んでたよ!」と話しましたが、当然大人たちは「飛行機でも見たんでしょ」と、信じてはくれません。

 

そんな中、祖母が言いました。

 

「私も見たよ。なんか変な動きしてたね」

 

話を聞くに、祖母が見た変なものも、私が見たものと同じ動きをしていたようです。

 

 

電気クラゲ?

私の実家は古い農家で、農機具なんかを置いておく古い小屋がありました。

 

その小屋の壁は泥を塗りつけたような土壁で、かなりボロボロ、もちろん電気なんかも通っていないため、昼間でも中はうす暗い状態です。

 

私と従兄弟は、幼い頃よくその小屋の中で遊んでいました。

 

ある日の夕暮れ時、どんどん暗くなっていく小屋の中で遊んでいた私たちは、小屋の奥の方がパッ、パッと青白く光るのを目にしました。

 

光の元を確かめようと思いましたが、奥には農機具が所狭しと並んでいて入っていけません。

 

気になった私たちは、大人たちに「小屋の奥に電気クラゲがいるよ。光ってるもん」と言いました。

 

なぜか幼かった私たちには、あの青白い光が電気クラゲが放つ電気による光に思えたのです。

 

大人たちは「車のライトか何かでしょ」と言います。

 

確かに、水の無い小屋の中にクラゲなんかいるはずもなく、土壁は隙間だらけだったため、車のライトか何かが差し込んだのだろうと考えるのが普通です。

 

しかし、今考えてみても、あそこまで青白いライトを付けている車はそうそういないように思います。

 

そして、光り方も、壁の隙間からライトが差し込むようなものではなく、パッパッとその場に何か光の元があるかのような光り方だったのが気になります。

 

そして、土壁の中には、確かに人の指サイズのクラゲのようなものが塗り込まれていた記憶があります。(タコをそのままプレスして作るタコせんべいってありますよね、あんな感じでした)

 

これに関しては、だだのゴミか何かだったのかもしれませんし、仮に幼い私たちが言ったように電気クラゲが塗り込まれていたとして、当然それが生きているはずはなく、光るはずもありません。

 

しかし、幼いと言ってもクラゲという生き物がどういう形状をしているのかくらいは分かっていたので、あそこまでまじまじと見ておいてゴミと見間違えるとも考えにくいのです。

 

今となってはその小屋も無くなっているため、確かめようがありません。

 

 

首無し地蔵

私は小学生の頃、地元の小学生が集まるサッカーチームに入っていました。

 

そのサッカーチームでは、週末には市営のグラウンドに行って他の学校の子たちと合同で練習をしていました。

 

その市営グラウンドに行く道の途中、グラウンドへ向かう方向とは逆の方向にある山道に、首無し地蔵があるという噂がありました。

 

私たちはその噂について半信半疑でしたが、その山道は木々が鬱蒼と生い茂っており昼間でも薄暗く、その真偽を確かめに行くのはやはり怖かったため、噂を噂のままにしておきました。

 

しかし、ある日の練習帰り、一緒に帰っていた私と友人2人は何を思ったのか、首無し地蔵の噂の真偽をハッキリさせようぜということになりました。

 

山道は上りがキツく、自転車を降りて登って行きました。

 

山道に入ってから少し進むと開けた場所に出て、確かにそこには複数のお地蔵様が並んでいたのです。

 

私たちはその地蔵の顔を眺めていましたが、その中の一つの地蔵には、噂通り頭部が欠けているものがあったのです。

 

次の瞬間、友人の1人が「ホントに無えよーーー!!」と叫びながら山道を下っていったので、それに釣られて私も叫びながら逃げて行きました。

 

この首無し地蔵に関しては今でも実在しています。

 

しかし不思議なのは、綺麗に地蔵の頭部だけが無くなっていることなんですよね。

 

画像みたいに、地蔵の背中には葉っぱみたいなのが付いているじゃないですか。

 

何かがぶつかったり、誰かがイタズラして首から上が折れてしまったのであれば、背面に付いてるその葉っぱの部分も一緒に折れているはずなのに、その部分は綺麗に残っているんです。

 

わざわざ綺麗に頭の部分だけ削りとるなんて手間をかけてまでイタズラする人がいるとも思えませんし・・・

 

 

ホルマリン?

私が通っていた小学校では、一時こんな噂が流れました。

 

学校の裏手にある謎の倉庫群、その中の一棟にはホルマリンが入ったビンが大量に並んでいて、そのうちの一つには人の指が入っている。

 

確かに、学校の裏手にはどこかの会社のものなのか、トタン屋根のボロくて小さい倉庫らしきものがいくつか建っていました。

 

今になって思えば完全な不法侵入ですが、当時小学生だった我々は噂の真相を確かめるべく、面白半分、その倉庫に行ってみました。

 

結論から言って、人間の指はありませんでしたが、確かに液体が入ったビンが大量にありました。

 

冷静に考えれば、ホルマリンは劇薬なので、そんなものが鍵もかかっていない倉庫になどあるはずはありません。

 

結局、そのビンの正体は分からず、今となってはその倉庫があった場所もパチンコ屋になっています。

 

 

異次元?

首無し地蔵の所でも描きましたが、私は小学生の頃、毎週末、市営グラウンドにサッカーの練習に行っていました。

 

そんなある日、また同じように市営グラウンドに練習に行ったのですが、いつもの見慣れたグラウンドに、その日は何か違和感を感じました。

 

チームの仲間たちもいるし、見た目はいつものグラウンドとなんら変わらないのですが、何かが違うのです。

 

違うという確証はありませんし、何が違うのかも分かりませんが、確かに何かが違っていました。

 

6年間そのグラウンドに通っていましたが、そのように感じたのはその一日だけでした。

 

 

まとめ

このような不思議な体験の中には、子供ならではの無知さから勘違いしたものもあるのでしょう。

 

しかし、大人になった今でも首を傾げてしまうような部分があることから、一概に子供の勘違いだけでは説明できないこともあるように思います。

 

今になって思えば、こういった非日常体験も、子供を育む一つの要素になっているのかもしれませんね。