名曲揃いのBGMで振り返るFFシリーズ
世界中を襲ったコロナウイルスも収束し始め、世の中の経済活動も再開しはじめていますね。
さて、コロナが猛威を振るい、人々が「ステイホーム」を余儀なくされていた4月には、家庭用ゲームの販売本数がなんと80%もアップしたとのことです。
そんな折に発売されたのが、日本のみならず、世界中が長年切望していた『ファイナルファンタジー(FF)Ⅶリメイク』です。
『FF』と言えば、かの『ドラクエ』と並ぶ二大RPGの一つとして、世界中で大人気。
そんな『FF』シリーズの中でも屈指の人気作として知られている『FFⅦ』のリメイクですから、そりゃファンとしては発狂モノでしょう。
で、私はと言えば、気になってはいますが6月現在でもこのリメイクは未プレイです。
それでも歴代『FF』はシリーズ大好きで、けっこうな数プレイしました。
そして、『FF』といえば、BGMが秀逸なものが多いんですよね。
そんなわけで、今回は私がプレイしてきた『FF』シリーズについて、各作品の個人的に一番好きなBGMを紹介する形で、思い入れなどを語っていきたいと思います。
未プレイのものや、覚えていないものなどは除外していますので、悪しからず。
- FFⅣ/『バトル2』
- FFⅤ/『ビッグブリッヂの死闘』
- FFⅥ/『仲間を求めて』
- FFⅦ/『コスモキャニオン』
- FFⅧ/『The Oath』
- FFⅨ/『独りじゃない』
- FFⅩ/『いつか終わる夢』
- FFⅩ-2/『久遠~光と波の記憶』
- FFⅩⅢ/『閃光』
- まとめ
FFⅣ/『バトル2』
【FF4】13 - Fight 2(バトル2)High Quality Soundtrack 高音質 作業用BGM サントラ
ハイ、いきなりⅣに飛びます。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲもやってはいますが、ほとんど覚えていないのでⅣからです。
Ⅳは仲間たちが次々と犠牲になってパーティーから離脱していくのが悲しかった・・・
この曲はボス戦の曲で、当時のスクウェアと任天堂が夢のコラボを果たした『マリオRPG』でも、隠しボス戦のBGMとして使われていました。
後の作品に比べてⅣはけっこう難しめで、周りの友達もラスボスを倒せたヤツは少なかったように思います。
FFⅤ/『ビッグブリッヂの死闘』
FFⅤといえば、もはやこの曲がメインテーマのような扱いすら受けています。
主人公バッツたちが、宿敵であるギルガメッシュとの再戦を果たすビッグブリッヂで流れるBGMです。
シリーズでも非常に人気の高いこの曲ですが、実は容量が足りなくなった場合には真っ先に削られる予定だったんだとか・・・
Ⅴは最終的なパーティーメンバーが主人公バッツ以外、みんな女の子で、そのハーレムっぷりに胸をときめかせました。
FFⅥ/『仲間を求めて』
この曲は、FFⅥの飛空艇移動時のBGMです。
この作品では、物語の後半、世界が崩壊する時に仲間が散り散りになってしまい、その仲間たちを探しながら世界を回っていくことになります。
絶望的な世界にあっても、「仲間」という一縷の希望を探しながら旅を続ける登場人物たちの想いが現れているのが、この曲ではないでしょうか。
そして、エドガーの「きかい」コマンドは見事なバランスブレイカーでした。
FFⅦ/『コスモキャニオン』
Final Fantasy VII OST - 45 Cosmo Canyon
冒頭にも書いたように、先日リメイクが発売された名作、FFⅦ。
この作品も名曲揃いですが、私はストーリーも含めて、この『コスモキャニオン』の曲を選びました。
コスモキャニオンは比較的序盤で訪れる町で、仲間の一人「レッドⅩⅢ」の故郷です。
彼は長年、かつてこのコスモキャニオンが凶悪な「ギ族」に襲われた際、みんなを捨てて一人で逃げた父親「セト」を憎み、コンプレックスを抱いていました。
しかし、実はセトは逃げたのではなく、町の裏手から攻めて来るギ族をたった一人で食い止めていたのです。
そして、ギ族の毒槍で石にされた現在も、コスモキャニオンを守り続けていたのでした。
この事実を知ったレッドⅩⅢは、自身の中に流れる戦士セトの血を誇りに、クラウドたちと世界を巡る旅に出ます。
FFⅧ/『The Oath』
Final Fantasy VIII - The Oath [HQ]
このFFⅧから、FFシリーズはドラクエとは異なる、リアルなすごい映像路線に向かっていったように思います。
この作品はとにかく登場人物が美男美女ばかり、さらにはまさかの学園ものという独特な世界感で、とても中二心をくすぐられましたね。
友達いわく、主人公スコールのモデルはGLAYのTERU、ヒロインのリノアは松たか子をモデルにしているとのことでしたが、ホントかね?
この曲は作中で何度か流れるのですが、特に主人公たちの住むバラムガーデンが、魔女率いるガルバティアガーデンの襲撃を受けるシーンでのBGMとして印象的です。
主人公スコールは、普段はクールで無口で無愛想、他人と深く関わろうとはしないタイプでしたが、その的確な状況判断力や戦闘力、行動力などから意外にも人望を集めており、この戦いの指揮官に抜擢されます。
すでにバラムガーデンの生徒たちは不慣れな戦闘に疲弊しきっていますが、そこで新指揮官スコールが激励の言葉をみんなに投げかけ勇気づける、というシーンで流れるのがこの曲です。
FFⅨ/『独りじゃない』
初代プレステ世代の最後を飾ったFFⅨからは、物語終盤で流れる『独りじゃない』という曲を選びました。
自身の出生の秘密を知った主人公ジタンは、打ちひしがれ、自分を見失ってしまいます。
そして、たった独りで敵の元へと向かっていくのですが、孤軍奮闘するジタンを助けるべく、次々に仲間が駆けつけてくるのです。
普段、お調子者で前向きなジタンの生き様に、仲間たちは次第に感銘を受け、助けられてきたのです。
そして言います。「今度は自分たちがジタンを助ける番だ!」
余談ですが、この作品に出てくるスタイナーというキャラが、ルパンの銭形のとっつぁんに見えて仕方ないのは私だけではないはず。
FFⅩ/『いつか終わる夢』
記念すべき10作目のFFからは、ザナルカンド遺跡のBGM『いつか終わる夢』です。
ここは物語も佳境に入り、いよいよ悲しい運命が見えてくるシーンなのですが、ティーダ、ユウナ、そして仲間たちはそれぞれの想いを胸に進み続けます。
戦闘に入ってもこの音楽が続くのがすごい好きで、やたらとこのザナルカンド遺跡でレベル上げしてました。
個人的には、FFシリーズで一番感動したのはこの作品かもしれない・・・
FFⅩ-2/『久遠~光と波の記憶』
【ゲーム音楽】FFX-2/FINAL FANTASY Ⅹ-2 BGM 久遠~光と波の記憶~
FFシリーズ初の続編として発売されたのが、このⅩ-2で、曲名『久遠』は「くおん」と呼びます。
オープニングで流れるこの曲に胸を高鳴らせましたが、プレイしての感想はあまり触れないでおきましょう・・・
ちなみにこの作品の主題歌を担当していたのは、当時人気が出始めていた倖田來未で、作中で声優としても出演しています。
FFⅩⅢ/『閃光』
FFⅩⅢからは、戦闘曲『閃光』です。
ハードをPS3に移し、満を持して発売された作品でしたが、その評価はあまり高くなかったように思います。
どうも、「ストーリーがほとんど一本道」や、「初っ端から専門用語が飛び交う世界観についていけない」といった声が多かったようですが、個人的にはけっこう好きな作品でした。
アフロのおっさんがいい味出してるんですよね。
まとめ
さてさて、個人的な好みでFFの歴史をざっくりと振り返ってみましたが、皆さんの好きな作品、曲はありましたでしょうか?
しかし、Ⅶリメイクが気になりますねー。
でも分作なんですよね。3部作とかいう噂がありますが、1作目でミッドガル脱出までってなると、原作基準で考えると5部作でも終わるかどうか微妙な気がします。
絶対完結後に全部まとめたパックとか出るしなー。
とりあえず、2作目の情報を待ちますか。